こんな時どうしたらいいの?

そんな時にかぎり・・・動物病院が休診日だったり
深夜だったりと・・・不安感いっぱい・・・

あっそうだ!!この子を販売したショップや繁殖者に
聞いてみようと相談すると無愛想な対応(−−。)に
ショック!!聞くんじゃあなかったと後悔

愛犬家同士のトラブルこんな時どこに相談すればいいの?
信頼してこの子を譲って頂いたのにその信頼は今は無く
相談したい犬専門業者も知らず・・・

動物病院で症状や今後の事を聞きたいのに
何故かそこにはバタバタとした忙しそうな聞けないオーラが・・・

動物愛護団体に相談するのはどの様にしたらいいか?
その質問の仕方さえわからず・・・

愛犬家としてこの子を家族の一員として思うから
家族としてこの子に出来る限りの事をしてあげたい。
それが家族の責任と思っています。

そしてこの子と共に愛犬家として明るい日を多く送りたいです。
その声の多さにこの度このコーナーを立ち上げました。

一人でも多くの方々とその御愛犬により作られたコーナーです。
動物愛護法により多くの動物が幸せになる事を願い。

だから・・・時々・・・実話ぶっちゃけトークします。
実話エピソードもお話しする事あり。
その為にリアルな内容の文章になる事もあります。

どうぞご了承下さいませ。

何故なら動物取扱業登録証を得ているものは
御愛犬家の方々の愛する御愛犬の命の応援団となるべき
そうこの私チームホソノJPは思うから。。。

スタッフと共に獣医師のご協力を頂きこのコーナを
毎月作成して行きます。

1つの命でもそこに安心感を少しでも与えられたら。。。
そう願いながら。。。(^^) 



第46集「まさかの災害
    その時に愛犬家の貴方は?」


身近に危険が来た!

慌てる、動揺する、これは当たり前の様にある。
大事なものをこの手に持ち危ない場所から逃れたい。
誰しも・・・そう思うでしょう。
生活する中に大事なものはいっぱいある。
持ち出せないものもある。
まず自分の身を守る事が前提で
私が大事に思う命を救わなくては!!

そんな時、愛犬家の貴方は愛犬を救おうと
必死で一生懸命になる。

大きな体格で歩けない愛犬を抱きかかえ
逃げる事は困難。
大きな体格でも入れて運べるものがあればいい。
と思っても、急ぎ危険場所から逃げる事は・・・
ほぼ不可能に近い。

せめて・・・自分が抱き上げ危険場所から
逃げられる体格の愛犬であれば・・・
災害時・・・愛犬を失い亡くす事は
無かったのでしょうか?

助けたかったよ・・・
自分の命・・・同様に
災害から死なずの命にさせたかったよ。

大粒の涙が止まる事なく
声は小さく

それは・・・声にならないぐらい小さな・・・
かすれた飼い主の発言だった。

もしも救える愛犬なら
災害時
私たち家族は
どんなものを持ち
避難場所まで
逃げればいいですか?

そんな質問から
当方がアドバイスと助言の第46集
どうしたらいいの?に致しました。

参考にして下さい。

 

 
(1)大量な荷物を持ち避難するのは無理

最小限必要なものを持ち避難
 ここでは命が助かる事を最優先とするべきです。

物品を持ち避難出来そうなら、肩に背負えるタイプの
 リュックサック(鞄)を使用すべき
 軽量で避難時に必要な物を災害時用にあらかじめ
 つねに備えておくべきである。




(2)さて・・・もしもの災害時に愛犬の食料は
   どの程度の食料を?

もしもの時の避難食は餓死を防ぐために最小量として下さい。
大量に愛犬の食料を持ち避難と言う形で愛犬と危険場所から
逃げると言うのは困難です。
愛犬と愛犬を育てる貴方の身が危険です。
今まで通りの食事量が食べられない災害時から後の日数は
多くの日を予想しても約20日間程度です。
必ず今の日本では被災地に支援をしてくれる者は多数おり
支援とされる物資も豊富に送られて来ます。

せめて・・・少しの食事量でも20日間、愛犬に食べさせる
事が出来れば愛犬の餓死は防げます。
今まで同様の食事量から70%以上カットした食事量でも
愛犬は確実に痩せますが餓死と言う悲しい結果は防げます。

愛犬1kgの体重に対し5gの主食となる総合栄養食
ドックフードを毎日30日食させ共に避難場所で過ごす事が
可能な状態にされて下さい。

愛犬1kg体重ならドックフードは5g1日
愛犬2kg体重ならドックフードは10g1日
愛犬3kg体重ならドックフードは15g1日
愛犬4kg体重ならドックフードは20g1日

愛犬10kg体重ならドックフードは50g1日
愛犬20kg体重ならドックフードは100g1日
愛犬30kg体重ならドックフードは150g1日

この様なフード量を体重により知ると
お宅の愛犬のベスト体重時でも必要最低限ドックフード
避難食用が把握出来ると思います。
生きて行く事は最低限での水分補給量があります。
1日食す1食のドックフード量を
しっかり水を含ませ、ふやかした状態で避難時食料難の時は
食べさす事で餓死は防げる可能性は高い。
1日なんにも食べていない。と言う現状にさせない事!

この様に考えますと
うちの子チワワ2kg1頭に対し
1日食事量ドックフード10g×30日分=300g
(避難食用意)と、この様に考えられます。
水については被災者となれば
1番早い時点で
物資で頂け配給されます。遅くても3日以内に!!
しかし・・・体重が重たい大型犬の避難食用意は
体重30kgなら1日食事量ドックフード
150g×30日分=4.5kg(避難食用意)が
必要となりますので
避難食を愛犬のために持ち避難するために急ぎ
危険場所から逃げるは困難かもしれません。

せめて・・・この程度の食事量なら持ち運べ愛犬と共に
避難可能と言う無理ない食事量の避難食用意にされる事を
お勧めします。

うちの愛犬は持病がある身体の弱さある食事を
ストレスから食べないと言うケースでは
避難時ビタミン栄養チューブサプリがあれば安心です。

なるべく避難食は
最低必要な分量で
軽量にするべきです。

災害時は
まず身の危険が多いにありますので
食事確保で無理をされてはいけません。

せめて・・・
せめて・・・
災害時・・・
危険から身を守れ
これを重視し
無理なく餓死防止できる範囲の
最低必要とされる栄養の保存食を持ち
急いで避難するべきである事を
お伝え致します。



)愛犬に必要とされる避難食と避難用品

餓死を防げる食事量ドックフード30日分
 ※(2)をご参考下さい。
軽量のステンレス食器1枚
ペットシーツ3枚程度
寝床用の軽い敷物1枚
小さな湯たんぽ
タオル1枚

この中、小さな湯たんぽは給水と頂ける時に
愛犬用の飲み水にもなりますし、身体の汚れを
落とすための水としても活用出来ます。

お湯が頂ければもちろん湯たんぽとして
寒さ対策の暖かさにもなり、湯たんぽの冷めたお湯は
日常的に必要なお水として衛生面管理にも使用できて便利です。



)持病ある愛犬のために。。。

最低限必要な常備薬を少量でも備えておく。
栄養補助食品少量だけでもあれば体調を守れるケースも多い。
これについてはビタミン、糖分
塩分となるものはいらない。
*寒さを防止し血行促進さすために携帯用カイロを2個
24時間使用出来るタイプ
ファスナー付きの座布団カバーあれば携帯用カイロを中に入れ、
それを敷くと床暖房代わりの代用品となります。
元気な愛犬でもストレス感じれば人間と同じく下痢腹痛を起こす。
人間も愛犬も服用出来る整腸剤を3日分程度(人間の大人服用分)
を備えましょう。

マイクロファイバータオルは速乾性があるので1枚は必要です。
このタオルがあれば愛犬の毛汚れた部分少量水含ませれば
汚れた毛をキレイにある程度出来ます。

この様な空き容器があれば便利です

   

この容器に水を入れ
汚染した身体の箇所を洗い流す事が可能です。

災害時は必ず愛犬に首輪または胴輪をしリードをつけて
愛犬の名前をフルネームで
記載された状態にして下さい。
迷子犬にさせないために。

ビニールシート1畳タイプ1枚
厚さある紙段ボール素材30cm×30cm
古新聞1部またはペットシーツ5枚
ガムテープ1個
これにて愛犬の簡易トイレが出来ますよ。

(愛犬の排便排尿で周囲の方に
 嫌悪感と迷惑を軽減できます。)



)当たり前の事ですが
   毎年必ず愛犬の病気予防は忘れずに


人畜共通の感染症を防ぐためです。
ノミ、ダニ、シラミの皮膚寄生予防をして下さい。
ネコノミと言われるノミは人間の血も吸いますし
ノミアレルギーを起こします。
シラミも・・・毛にすみ付きますと駆除がやっかいです。
必ずフロントラインを愛犬の皮膚に点薬して下さい。
これは重大です!!



)愛犬家が持っていれば便利なもの。

レジャーシート1枚、家族みんなが休息出来る大きさ
プラスチック小さなコップ1個
(洗えば家族、みんなが使用出来ます)
軍手(災害時避難場所での作業時に活用)
出来る範囲作業に参加しましょう。



)避難時の準備

最低限そなえておきたいものとして

 懐中電灯
 携帯ラジオ
 乾電池
 救急医薬品
 非常食
 飲料水
 下着2、3枚
 上着(防寒用)
 タオル3枚
 バスタオル2枚
 小さな毛布(軽量かさばらないもの)
 筆記用具:ノート1冊
      ボールペン1本
      油性マジック1本

貴重品はすぐに持ち出せる様に常々管理し肌身離さず!!



)人間の非常食としては

乾パン、ナッツ缶、ハーブエキスを多く含むのど飴、
暑さに溶けにくいチョコレート、ひとくちゼリー

簡単に食べられる物が必要な避難食です。



)早めの避難を!!

子供やお年寄りや動物などと一緒に歩き避難する時は
通常の約2倍から約3倍の時間がかかると
言われています。(−−;;)
又・・・夜間などの避難も大変危険です。
避難行動は早めに始めましょう。
危ないと感じたら
物を持ち出す事よりも命を最優先にするべきです。
各地域、避難場所は
常日頃から把握しておきましょう。






災害時・・・こんな物もあんな物も・・・
お家から持ち避難したいと思っても
無理・・・と言うケースもありますが
備えあり、なら
落ち着いた敏速な行動で非難を冷静に
出来るかも?しれない。
そんな意味も含め
アドバイスとさせて頂きます。

注意事項
ガラス、陶器などの衝撃に破損しやすい素材のものは
避難時持ち歩く事も危険ですので避けましょう。

災害時、被災地となれば・・・
ペット同伴での避難場所は遠慮してしまうケースも
こんな物があったらいいなぁ・・・

せめて育てる動物と車中泊を続けられれば・・・
そう思うが・・・
車中泊連日続けるとエコノミー症候群になる事もある。
車に育てる動物だけでも過ごさせたい。

避難所でのペット同伴お断りを言われたら・・・
車に折りたたみ出来るケージを持って避難できれば
避難所の付近にケージを置いて過ごさせたい。
寒さある時期ならケージの周りを囲む段ボール紙さえ
あれば寒い風も防げる寒さ防止になるし
暑い日なら暑さしのぐ陰を段ボール紙さえあれば作って
あげられる。

折りたたみケージと段ボール紙があれば
こんな事を思うと段ボール紙が飛ばない様な配慮
ガムテープがいるかも!
ケージが飛ばされない様に紐もしくはロープいるかも!
ケージがあれば給水器を持っていれば給水器つけて
あげられる。
ブルーシートがあればもっと
いいなぁ。。。
犬のお部屋的な環境を作ってあげたいなぁ。。。
色んな事を思うでしょう。
自分の身の近くに
育てていた動物を過ごさす事がだけでもしたいと
願う人は多い。
一緒に暮らし過ごした動物は
飼い主となる家族からすると
単なるペット動物じゃあないんだ。
家族と思って
今まで共に生きて来た。
出来れば・・・
育てる動物と共に
避難場所で過ごしたい。

避難場所としてペット同伴場所が
増える事をただただ願う。
動物が苦手と言う人も多くいるだろう。

動物愛護法と言う
日本での法律はまさかの災害時
避難場所となる場にもっとペット同伴専用避難場所と
ならないものだろうか?
ここも動物愛護と言う意味から検討
頂けないものであろうか?

被災地となれば人命を救うのが優先だ!と
言う考えは当然わかります。

しかし・・・今や
3件に1件が何らかの動物を家族同様に
育てています。
人間に守られ育てられた動物が辛い気持ちを
癒す力も持っています。

被災地以外の動物取扱業の多くは
この現状をとても
心配しています。
動物飼育家庭の不安感辛さは
どうなる今後になるのか?
育てる動物に
「この子は・・・」と言う言葉は
この子は我が家の子です。
人間の子供同様に愛情を注いでいる子です。
そんな気持ちの中にいます。
どうか。。。
少しずつでも
その気持ちを
わかってあげて下さい。
被災地以外の動物取扱業だけでなく
多くの被災地以外の動物愛護者家庭が心配しています。
被災地の動物飼育家庭も
多く救われます様に。。。



愛情豊かな愛犬家の皆様からの貴重な思いやご意見
お待ちしています。


バックナンバー

第1集 食べない。飲まない。

第2集 血統証明書(前編)

第3集 血統証明書(後編)

第4集 皮膚トラブル(前編)

第5集 皮膚トラブル(後編)

第6集 生と死の認識そして愛情責任とは(前編)

第7集 生と死の認識そして愛情責任とは(後編)

第8集 痙攣・発作・失神・意識が無い

第9集 命を最後まで見つめる大切さ

第10集 ワンコの成長での心 その心理は?

第11集 貴方にとって愛犬の存在とは・
     愛犬にとって貴方の存在とは


第12集 捨てないで…

第13集 全身麻酔・手術・入院

第14集 ワンコを育てる家族が注意する事は何?
     トラブルを防止しよう!!


第15集 手足骨関節異常あり。この子は生涯の持病なの?
     手術が必要な体なの?(仔犬編)


第16集 手足骨関節異常あり。この子は生涯の持病なの?
     手術が必要な体なの?(成犬編)


第17集 手足骨関節異常あり。この子は生涯の持病なの?
     
手術が必要な体なの?(老犬編)

第18集 仔犬を誕生させたいと望む前に知ってほしい。 1

第19集 仔犬を誕生させたいと望む前に知ってほしい。 2

第20集 仔犬を誕生させたいと望む前に知ってほしい。 3

第21集 こんな時は・・・どう思う?どうする?(前編)

第22集 こんな時は・・・どう思う?どうする?(中編)

第23集 こんな時は・・・どう思う?どうする?(後編)

第24集 動物取扱業者がしたい

第25集 動物取扱業である販売業者が犬を売ってくれない。

第26集 迷い犬事情

第27集 暑い季節に起こる病

第28集 人間が育てるワンコの目元表情は愛豊かに変わる

第29集 仔犬が我が家の子になった

第30集 こんな事態に大ショック!!(業者編)

第31集 こんな事態に大ショック!!(一般家庭編)

第32集 膝蓋骨脱臼

第33集 愛犬家・こんな事態の愛犬に動揺

第34集 成長における年齢別の変化

第35集 長寿犬といわれた犬達

第36集 動物病院選びは慎重に

第37集 誤飲そこに…まさかの死がある

第38集 御愛犬たちも歯周病に気を付けなきゃね

第39集 愛犬の死・・・動物葬祭業者に対しての不信感

第40集 猛暑だった今年!お宅の愛犬は大丈夫?

第41集 現在増え続ける飼育放棄
      
第42集 動物取扱業は愛犬家にとってどんな存在?
         
第43集 人間の体重で仔犬の命が奪われる!日常に潜む恐怖
         
第44集 動物取扱業に対し不安や不満や不信感の声を
      まとめました。


第45集 人間の子供代わりに育てられる犬達