こんな時どうしたらいいの?
そんな時にかぎり・・・動物病院が休診日だったり
深夜だったりと・・・不安感いっぱい・・・
あっそうだ!!この子を販売したショップや繁殖者に
聞いてみようと相談すると無愛想な対応(−−。)に
ショック聞くんじゃあなかったと後悔
愛犬家同士のトラブルこんな時どこに相談すればいいの?
信頼してこの子を譲って頂いたのにその信頼は今は無く
相談したい犬専門業者も知らず・・・
動物病院で症状や今後の事を聞きたいのに
何故かそこにはバタバタとした忙しそうな聞けないオーラが・・・
動物愛護団体に相談するのはどの様にしたらいいか?
その質問の仕方さえわからず・・・
愛犬家としてこの子を家族の一員として思うから
家族としてこの子に出来る限りの事をしてあげたい。
それが家族の責任と思っています。
そしてこの子と共に愛犬家として明るい日を多く送りたいです。
その声の多さにこの度このコーナーを立ち上げました。
一人でも多くの方々とその御愛犬により作られたコーナーです。
動物愛護法により多くの動物が幸せになる事を願い。
だから・・・時々・・・実話ぶっちゃけトークします。
実話エピソードもお話しする事あり。
その為にリアルな内容の文章になる事もあります。
どうぞご了承下さいませ。
何故なら動物取扱業登録証を得ているものは
御愛犬家の方々の愛する御愛犬の命の応援団となるべき
そうこの私チームホソノJPは思うから。。。
スタッフと共に獣医師のご協力を頂きこのコーナを
毎月作成して行きます。
1つの命でもそこに安心感を少しでも与えられたら。。。
そう願いながら。。。(^^)
第3集 血統証明書(後編)
1.社団法人JKCジャパンケンネルクラブに基づき
ジャパンケンネルクラブは犬専門業者だけのクラブではありません。
一般愛犬家の皆様に愛犬とより楽しく過ごして日々頂きたいと
願いご相談も快く相談出来る愛犬家の皆様の心強い団体クラブです。
お気軽にご相談下さい。
純血種犬の本来持つ性格の特徴や体の構成体格なども
把握しながらより優良な犬種にして行く為に日夜努力を重ね
繁殖(ブリーディング)するブリーダー達も数多く在籍するクラブです。
ジャパンケンネルクラブは純血種犬の保護と優良犬作出の為
血統の管理と血統証明書の登録が必要であると考える
愛犬家の団体です。
そのため動物取扱業登録証を行政より認可されている職業の者も
一人の愛犬家であると言う事になります。
しかし!!職業として生体(犬)を販売するにあたっては
各自で責任を持って譲り渡し販売を行う様になります。
動物愛護法に従いその法律の中の事前説明制度に基づき
以降の成長過程におきトラブルの無い様な譲り渡し販売に
心がける様にされて下さい。
生体販売業には行政の登録が必要です。
無許可無登録で生体(犬)を販売する事は法律上違法行為と
なり罰金刑30万円となります。
繁殖業者だけではなく一般のご家庭で(生体動物)を出産させ
金銭で販売し他の者に譲り渡しする事は同じく法律上違法行為と
なり同じく罰金刑30万円となります。
こちらについては血統証明書がある(生体犬)だけではありません。
血統証明書があるかないかに関わらず(生体動物)を
行政の登録認可がない者が金銭で販売する事は出来ません。
一般のご家庭で(生体犬)を交配させ出産させる場合は
その産まれた命を大切に守る責任も持ち繁殖させて下さい。
ジャパンケンネルクラブの血統証明書には繁殖者の犬舎号が
明記されております。
血統証明書発行にあたっての手続き(一胎子登録申請書)の中
この繁殖に関して一切の責任を負います。
と署名捺印を繁殖者がしております。
それだけJKCジャパンケンネルクラブ血統証明書ありの
純血種犬は命の大切さ重みを示すものと考えて頂きたく思います。
2.愛犬と貴方を結ぶ JKC
社団法人 ジャパンケネルクラブとは
犬と暮らす楽しさ、正しい飼育・管理・繁殖の指導奨励、また、
動物愛護精神を高揚するために、16万名の会員のもと活動する
日本政府認可の公益法人です。
純粋犬種の保護と優良犬作出のための血統管理ほか、ドッグショー、
訓練競技会、アジリティー競技会、トリミング競技会、ハンドリング
競技会、犬の絵コンクール、愛犬とのふれあい写真コンテストなどを
開催しています。
また、災害救助犬の育成など、犬を通して社会福祉への協力も行って
おります。
さらに、国際畜犬連盟(FCI)77カ国のアジア地域代表(FCI理事国)、
アジア畜犬連盟(AKU)11カ国の会長国として広く活動しています。
3.名義変更のご案内
4.ご入会されると
○本会が主催するドッグショーなどのイベントにご愛犬とともにご参加いただけます。
○愛犬の飼育に関する悩み事を、電話で相談する事ができる「愛犬の電話飼育相談室」を
活用することができます。
○会報誌『JKCガゼット』を年10回お届けいたします。
『JKCガゼット』では、飼育・しつけ・健康管理・繁殖・犬のさまざまな情報のほか、
本会の運営行事・公示・ドッグショーや訓練競技会のスケジュールをご紹介しています。
5.血統証明書に関する事などの相談Q&A
(Q)我が家で出産したチワワ女の子はとても体格が大きく体重が
5kgもあります。何と7頭も出産しました知人に聞いたのですが
チワワで7頭出産するなんてありえないのでJKCの血統証明書を
発行されない可能性があると聞きました。
どうなんでしょうか?どうしたらいいのですか?
交配したオスもJKCの血統証明書です。
我が家の出産したメスもJKCの血統証明書です。
(A)確かにチワワで7頭出産したと言うのは多産ですね。
JKC本部より以前報告とされたのですが通常考えられないぐらいの
多産系の出産の場合は出産直後の母親犬とその産まれた多頭の
仔犬を共に写った日付け入りの証明写真を撮影する事
一胎子登録申請書の頭数が疑惑?とJKC犬籍課で思われた場合
すぐにJKCの調査課にその一胎子登録申請書がまわり
JKC調査課の方よりお宅にお電話またはお手紙にて
お問い合わせがあります。
その際にこの出産直後の母親犬と産まれた仔犬の写真を
証拠とし証明する事となります。
証拠写真なので必ず母親犬と産まれた仔犬全頭が一緒に
1枚の写真に入る様撮影して下さい。
仔犬の頭数がはっきりとわかる様撮影して下さい。
この撮影が鮮明で確実にわかる写真であり日付けが入りであれば
仔犬達全頭の血統証明書はJKCジャパンケンネルクラブより
発行されます。
この証拠写真の提出やお問い合わせ事項の提出については
JKCの調査課の指示に従って下さい。
(Q)我が家ではヨーキーのオスとチワワのメスを一緒に育てています。
2年前にチワワのメスが発情してヨーキーのオスが交配して
ミックス犬が産まれました。
この度知り合いのブリーダーさんのお宅のチワワと我が家の
チワワのメスを交配して純血犬チワワを産ませたいのですが
前回の出産の時我が家のヨーキー男の子とのミックス犬を
産んだので純血犬のチワワは産まれないのでJKCに
認められないと友人から聞きました。
本当ですか?
(A)そんな事はありませんよ。
純血種犬同士の交配なら間違い無く純血種犬が産まれます。
血統証明書も発行されますよ。
くれぐれも今一緒に育てていらっしゃるヨーキーオスに
発情時期のチワワメスを接触させない様にして下さい。
発情初日より1ヶ月は家庭内でのご注意は必要です。
交配終えた日より15日間接触させない事ですね。
(Q)我が家のチワワには血統証明書がありません。
だから価値のないチワワと知人に言われました。
この子の母親犬はJKCの血統証明書がある子です。
父親犬は悪徳業者から譲り受けられた子で苦情を言っても
4歳になる現在も血統証明書が送られて来ないそうです。
誰が見てもチワワらしい可愛いお顔と体格の子なのに・・・
友人宅から我が家の子は譲り受けた子です。
我が家の子も誰が見ても小ぶりで可愛いチワワなのに
知人が言う様に価値のないチワワなのでしょうか?
(A)価値のない命なんてどの命もありません。
命は価値と言う言葉では言えないものです。
血統証明書があるか?ないか?
販売するにあたっての販売金額生体(犬)の価格は
大きく変わりが確かにあると思います。
純血種犬としての証明出来るもの犬籍が血統証明書と
なりますが命は価値で現す様な簡単なものではありませんよ。
命は簡単な者ではないので大切に思えるのです。
命を大切に思う気持ちが必要な事です。
お宅様にとって大切な自慢のチワワでしょう。。。
大切に健康的に明るい気持ちで育ててあげて下さいね。
*この度3件のご質問しかこの場でお答え出来ず
大変申し訳ありませんがお電話などのご相談につきましては
時間があるかぎりご相談にチームホソノJPの
個人(細野貴美)がご相談に応じさせて頂きます。
6.生体犬販売業者と愛犬家のすれ違う心
ペットショップで購入した場合の生体犬は何故か両親犬の
情報や繁殖元の環境状況を質問しても答えて頂けないのは何故?
可愛いこの子の将来の成長の参考にしたいのに・・・(愛犬家の心)
ペットショップで販売している子はそのお店の自家繁殖犬も
いますがブリーダーまたは繁殖屋から卸売りで仕入れた子も数多く
います。卸売りで安く仕入れさせて頂いているので
ペットショップで今後の成長のアドバイスを行わせて頂いております。
生体犬の繁殖歴が浅いブリーダーや繁殖屋も中にはおります。
繁殖歴の浅い犬専門業者が直接愛犬家様とお話しをされる事により
ご質問された内容が混乱状況を招く事もあるので
繁殖者と直接愛犬家様がお話しされる事を現状ではお勧めして
おりませんでした。
動物愛護法販売時事前説明制度に基づき今後は愛犬家様から
この様なご質問があった場合は出来る限り対応しお答えしたいと
思っております。(生体犬販売業者)
7.繁殖者ブリーダーの心は
これから、4名のブリーダーの心をご紹介します。
きびしい方針や考え方を持っているのです。
Y犬舎
20年ぐらい中型犬の繁殖経験のあるブリーダー。
現状、犬が飼える立場である人かどうか確認しないと生体販売はしません。
中型犬の命を重んじているばかりに、購入希望者が育てる環境や精神状態にあるか、
経済状態、家族構成まで、全ての条件をクリアしてからお渡しします。
なぜ、そこまで徹底するのか?
それは、「生涯、この命と共に過ごして頂きたいから」です。
その犬種の特徴をよく把握しているが故に、例えば、吠え声が隣家に迷惑がかかる
ような距離でないか、という事まで厳しく見るのです。
B犬舎
小型犬のブリーダー。こちらの犬舎では、ローンクレジット(分割払い)を一切しません。
なぜなら、「生体は命あるものだから。命に対して失礼だ!」と。
今すぐ今日中に欲しい!という方にも、シャンプーをして一日様子をみてからでないと
お譲りしません。
仔犬は体調を崩すと、以降の生活に大きな支障がでます。
それだけ仔犬の体調や健康管理に気を配っています。
K犬舎
必ず、健康チェック、生後30日に検便、体重500g以上は5種ワクチンをして
2週間の日(免疫が効くまで)をみて、仔犬の食欲が一番ある、体調のよい日に
お譲りします。
育てられる方の強い意志を聞いてからでないと、お譲りしません。
「生体(犬)と人間が巡り合うのは、運命的な縁があってこそ。」
同じ犬種でも、それぞれ、体格・性格が異なります。
本当に自分が、その子の生涯を見ていけると心底思える程の子を選んで頂きたいと
思っています。
自分が気に入った子に巡り合うまでは、何年も待ってもらう事もあります。
H犬舎
生涯、大切に育てて頂ける方。その子の生涯の最後をきちんと見つめて頂ける方でないと
お譲りしません。
「生体(犬)そのものは、7歳以下の人間の子供の感受性と一緒」と考えています。
最初に大切に育ててくれた人、学習させてくれた人を、母親同様に思う傾向があります。
どんな時でも、母親と環境が変わるなどの精神的なストレスを生体(犬)に与えたくない。
どんな時も一緒に、楽しい時も辛い時も共に歩んで欲しい。
生体(犬)と人間の子供は通じる所があります。人間の大人もそう。命を見つめる中で、
優しさを共に学べるのではないかと。
動物の「心」をよんであげたい、わかってあげたいと考えています。
また、ローンクレジットは、一切しておりません。
生涯のアドバイスを、ご家族にさせて頂きたいと思います。
8.実話・血統証明書から母親犬を尋ねて三千里
コピー用紙を買いにいつものお店へそのお店の中にテナントで
ペットショップが出店されておりました。
数年前愛犬を亡くしその深い悲しみをもう二度としたくないと
思っていた私は犬を再び育てる勇気はありませんでした。
それなのに・・・何故かこのペットショップのショーウインドウの
ガラス越しに背中をまるめ眠る小さなチワワに目を不思議にも
奪われたのです。
ガラスのショーウインドウにはこの子の顔写真が貼られていました。
この顔写真を見て眠りから目を覚まし可愛い顔をこの子が
見せてくれたらいいなぁ。。。と思いながら
ぐっすり眠っているこの子はなかなか顔を見せてくれません。
家に帰宅した私は何故かこの子が気になりました。
私はいつの間にかこのペットショップに何度も足を運ぶ様に
なっていたのです。
この小さなチワワの男の子を見たい一心で。。。
それは私が再び犬を育てる勇気となったのかも?しれません。
私はこのペットショップから犬が欲しくてこの子をお金で
買ったのではありません。
この子が私はどうしても私の手元に欲しくて。。。
この子をこのペットショップからお金で買ったのです。
この子だから欲しかったのです。
この子以外の子なら欲しいと私は思いません。
そんな強い気持ちでこの子を家族の一員に迎入れたのです。
家族のみんなでこの子の成長を見守り大切にこの子を
育てています。
そんな中・・・犬繁殖悪徳業者の報道が!!
この子の繁殖元が気になります。
私は血統証明書を手がかりに繁殖者からネットで検索
この子の両親犬の情報を知りたく思いながら・・・
ラッキーな事にこの子はチワワ専門犬舎出身の子とわかりました。
この子を産んだ母親犬の事をもっと知りたい。
ブリーダーさんにメールを送ったのです。
ドキドキした気持ちの中。。。
返信メールが来る事を楽しみに待ち続け。。。
楽しみに待っていた返信のメールの内容にこの子の母親犬の
情報がいっぱい。(^^)
私がこの子の為にしてあげたのは血統証明書から
母親犬を尋ねて三千里です。
9.今!!愛犬家の気持ちは...
純血犬種を家族に迎えそれぞれの家庭で大切に育てられて
激愛されるこの子達。。。
愛犬家の中にはこの子の子供が欲しいと思われる方も
多くいらっしゃいます。
愛犬家同士がお互いの子を交配させての妊娠そして出産
仔犬は元気に育ち。。。じゃあ血統証明書をと思ったら
手続き上が色々と大変・・・めんどうだ!!
などの声も多くあります。
愛犬家の自宅で産まれた純血犬種仔犬
新聞広告で生涯可愛がって下さる方へお安く譲ります。と
宣伝広告を載せたいのに・・・
新聞社や広告代理店に断られたどうしてですか?
きちんと手続きし血統証明書を発行してもらうのに・・・
*上記の様な声を今多く聞きます。
ここで言わせて頂きたいのが・・・
命の尊さを知りその命の責任を重視して繁殖して頂きたいです。
動物愛護法に基づき新聞社や広告代理店は
お断りを言われております。
どうかご理解下さい。
繁殖や販売については犬業界職の専門家や行政保健所に
詳しくお尋ねされると良いでしょう。
命は血統証明書があるからないからと言うものでは
ありません。
そんな簡単なものではありません。
命の生と死の認識をもう少し学ばれて下さい。
この世に1つしかない大切な命です。
同じ命なんて何処にもないのです。
1つしかないこの大切な命は育ての親である貴方を見つめています。
今この時を貴方と共に歩んでいます。
楽しい時も辛い時も一緒に。。。
犬生体繁殖ブリーダーの中には残念な事に
繁殖が出来なくなった成犬を譲りますと言う様な方もいらっしゃいます。
命の終わりを見ない・・・何故?どう言う理由で?
そんなブリーダーに相談できる訳がない!!
こんな声も多くある現在です。
又愛犬家の中には小型犬特に極小タイプの子が手元に欲しい
ただ極小タイプだから欲しいそれだけに重視してブリーダーに
成犬でいいので極小タイプの子を譲って下さいと言われる方も
数多くいらっしゃいます。
この子達生体犬も私達人間同様感情の心があります。
自分を育ててくれた者への愛情の執着心があるのです。
生体犬と言う動物は私達人間より愛情の執着心が強い動物です。
それをわかって頂きたく思います。
血統証明書のお話しで命の尊さと重みそして愛情を
皆様と共に学びたく思います。
第3集 おわり
バックナンバー
第1集 食べない。飲まない。
第2集 血統証明書(前編)