こんな時どうしたらいいの?
そんな時にかぎり・・・動物病院が休診日だったり
深夜だったりと・・・不安感いっぱい・・・
あっそうだ!!この子を販売したショップや繁殖者に
聞いてみようと相談すると無愛想な対応(−−。)に
ショック聞くんじゃあなかったと後悔
愛犬家同士のトラブルこんな時どこに相談すればいいの?
信頼してこの子を譲って頂いたのにその信頼は今は無く
相談したい犬専門業者も知らず・・・
動物病院で症状や今後の事を聞きたいのに
何故かそこにはバタバタとした忙しそうな聞けないオーラが・・・
動物愛護団体に相談するのはどの様にしたらいいか?
その質問の仕方さえわからず・・・
愛犬家としてこの子を家族の一員として思うから
家族としてこの子に出来る限りの事をしてあげたい。
それが家族の責任と思っています。
そしてこの子と共に愛犬家として明るい日を多く送りたいです。
その声の多さにこの度このコーナーを立ち上げました。
一人でも多くの方々とその御愛犬により作られたコーナーです。
動物愛護法により多くの動物が幸せになる事を願い。
だから・・・時々・・・実話ぶっちゃけトークします。
実話エピソードもお話しする事あり。
その為にリアルな内容の文章になる事もあります。
どうぞご了承下さいませ。
何故なら動物取扱業登録証を得ているものは
御愛犬家の方々の愛する御愛犬の命の応援団となるべき
そうこの私チームホソノJPは思うから。。。
スタッフと共に獣医師のご協力を頂きこのコーナを
毎月作成して行きます。
1つの命でもそこに安心感を少しでも与えられたら。。。
そう願いながら。。。(^^)
第9集 命を最後まで見つめる大切さ
1つの命を育てる。と言う事は、その命を最後まで見つめてあげる!!
と言う事。それは当たり前と数多くの愛犬家は思っていらっしゃる
でしょう。
しかし、その当たり前の事が出来ない人間の数は今
増え続けているのも現状です。
そんな話を今回は、ぶっちゃけトークします!!
これらの話はすべて実話です。
何故こんな事になったの?
それは一時的な感情そして欲望
命そのものがわからない無知な人間が起こす
日常から命を粗末に扱い、この命に感情がある事を理解して
いないからです。
命は物では無く!!「者」なのです。
「者」だから感情と言う心があるのです。
最後まで大好きな家族や友達を思い
楽しかった、苦しかった思い出を胸に刻みたい。
そう思っているのは私達人間だけではなく
動物だって一緒です。
感情心があるのですから。。。
命あり感情心持つ者に悲惨な思いをさせないで・・・(涙)
命と命がある者同士、巡り会い過ごした日々を
喜びとして下さい。
この命を最後まで見つめ大切にしてあげて下さい。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
(1)実話:人間のわが子同様に育てたい
犬はチワワ
わが家の娘は結婚したのですが、持病があり子供が望めません。
娘夫婦の生きる楽しみ希望として、犬を子供代わりに育てたい。
と今思っています。
まだ20代前半で未熟ですが動物好きです。
今そちらでチワワの仔犬いませんか?
そんな40代の母親の言葉に対し
私は
お母さんが育てられる訳ではないのであれば
ご本人となる娘さんから直接お電話を頂き
その胸をお聞かせ頂ければ
ご希望に近い仔犬をお譲り致します。
娘さんはご結婚されていらっしゃるので
娘さんのご主人の気持ちもお伺いさせて頂き
ご本人達がその仔犬の育ての親となる意志があるのか?
知った上でのお譲りとさせて頂きますがよろしいでしょうか?
この娘さんの母親は丁寧に
はい。
どうぞよろしくお願いします。
翌日、この娘さん夫婦が当犬舎に訪問してくれた。
この子!!と決めたのは、可愛い小ぶりな体格の
女の子チワワ(^^)
大切に人間のわが子同様に育てて行きます!!
育て方がわからない時はお電話してもいいですか?
私は当然
いいですよ。(^^)快く言った。
とても熱心に、この20代前半の夫婦は躾や学習を
この小ぶりなチワワ女の子に学ばせた。
大好きなパパ&ママの言う事は
ちゃんとしますよ!!(^^)といつも
大好きなパパとママを見つめるチワワ娘のこの子
育ての親の愛情の深さを知った。
可愛らしいお洋服も一杯買ってもらい、その服着用で外出
20代の若い夫婦の顔は1つの命を見つめ
お父さんお母さんの顔元となり表情も優しくなった。
この子は本当に賢い子でおりこうです。
この夫婦の自慢のチワワ娘に成長
可愛い成犬となった。
そんなある日
この夫婦から相談の電話が・・・
その内容とは
今育てているこの子(チワワ)はとてもおりこうで
おとなしく育ちました。
もう1頭この子と一緒に育てたいと思うのですが・・・
この子がおとなしすぎるので他の犬種がいいのですが・・・
私はすぐに
この様な言葉を言った。
もう犬種は決めてるの?と。。。
この夫婦はその時点で、地方流しの商売で生体猫犬を展示販売の
純血犬種(かなり活発な気の強い)タイプをすでに決めていた。
小型犬ではあるが・・・
活動犬である。
夫が散歩してくれると言っているので・・・と
私は育てるのは難しいよ。と一言
この翌日、この夫婦は2頭目にチワワ以外のこの犬種を
家族に迎入れた。
しかし・・・
チワワの様に上手に育てられない。(><)
悪戦苦闘の日々
犬を育てる今の生活もイヤになる。
気分転換に引っ越しをしたい。
引っ越し先の住居では犬は飼えない。
2頭目の純血犬種の活動犬はいらない。
欲しいと希望する人にあげたい。
1頭目のチワワは、この夫婦の妻の母である
当犬舎に初期に相談電話をされた40代母親
に育ててもらう。
母も父もこの子が気に入っているので欲しいと言ってる。
この20代前半夫婦の妻の母は
再び私に相談
娘夫婦の気が変わったら、このチワワの女の子は
娘夫婦に返そうと思います。
どう思われますか?
私はこの時初めてキツイ言葉を冷静に言った。
お母さん。。。
このチワワは感情心を持ってます。
人間の子供7歳以下の純真な心です。
この純真な心は育ての親の愛情を求めその育ての親を
いつも見つめているのがこの子の生活の楽しみです。
人間の子供同様の心持つ動物は育ての親が代わる事を
望んではいません。
お母さん、貴方の幼少期を思い出して下さい。
娘さんの幼少期を思い出して下さい。
育ての親が突然代わると言う思い寂しさを
わかって下さい。
今このチワワの女の子の育ての親に貴方がなるのなら
この子の生涯を最後まで見つめてあげて下さい。
この子の心を少しずつでもわかってあげて下さい。
この私の言葉に
この20代前半夫婦の妻の母は涙ぐむ
おっしゃる通りです。
あの・・・うちの娘は本来、犬が好きです。
好きと言うだけでは育てられないとは思うのですが・・・
もしも・・・娘夫婦がまた再び仔犬からチワワを育てたいと
思った時はこちらで仔犬を譲って頂けますか?
この言葉に私は
人間として、ご夫婦の心が成長された時点で、検討させて頂きます。
そう言った。
この母は自分の人間の娘が誰よりも愛しい。。。
それは母なら当たり前の事だろう。
だけど身勝手な考えは許されない事だと教えて欲しい。
母親として・・・
それをはっきり我が子に伝えられるのは親しかいない。
数日後
この20代夫婦の妻と、この妻の母親が再び当犬舎に
相談に訪れた。
その相談とは
どうしても・・・2頭目の純血犬種の活動犬を欲しい、
育ててもいい。とおっしゃって下さる方が見つかりません。
相談にのって頂けないでしょうか?
この言葉に私は再びキツイ一言
新しい里親をその子に見つけてあげるのは
貴方達ご家族の大きな責任です。
私は命を見つめる仕事はしておりますが
命をたらい回しにする仕事はしていません。
里親探しの仕事をした事は、1度も今のところありません。
お力になれなくて大変申し訳ありません。
寂しそうな・・・
肩を落として帰られるこの20代夫婦の妻とその母の
背中に・・・
人間としてどうか成長して下さいと願った。
たまたまこの日、当犬舎の仕事を手伝う関係者が1名いた。
私がその仕事部屋に戻ると
言葉少なく
「お疲れさまです。」と言ってくれた。
寂しそうな切ない顔で。。。
私が心痛めている現状を把握しているから私に声をかける
言葉が少ないのが私にはわかった。
私は思わず
ハァーとため息をつき
「嫌な思いさせたね。。。私ってこんな時辛口トークなんだよね。」
ポツリと言った。
私はこのワンコ業界で命育てる方に
優しい温かい言葉も言いますが、厳しい辛口言葉も言います。
これからもこのワンコ業界に私が身を置く限り
変わる事は無いでしょう。。。
優しさって何でしょう?
本当の優しさって何でしょう?
誉めて甘い言葉だけですか?厳しい言葉を今言わなければ
伝えなければいけない時もある。
今言葉をしっかりと伝える事の出来る私達人間が
一番してはいけない事って何だかわかりますか?
私は命を大切にせず傷つける事だと思います。
体の痛みも辛いけど・・・
心の痛みはもっと辛い・・・
だって心の痛みから、体の異変や痛みが現れる事が多いから・・・
最後まで大好きな育ての親の側で暮らす事が出来ない
ワンコの気持ち・・・
皆さんはどの様に思われますか?
人間は時に自分の状況で、邪魔になったからと言う理由で
相手の気持ちも考えず、身勝手な事をしてしまいます。
生体犬その心は純真な人間の子供7歳以下
生体犬と言う動物の心は弱いのです。
弱い心だから、守ってあげたい気持ちから
多くの愛犬家は、育ててその生涯を見つめ
この大切な命を最後まで見つめてあげたいと思う。
その命が亡くなっても愛しいと言う気持ちは変わる事はありません。
そう本当に心から思う愛犬家の皆様が多く増え続ける事を
今は願う毎日の当犬舎です。
(2)実話:純血犬種の愛犬に出産をさせた。
悲惨な命となる事知らず
ペットブームの中、多くの愛犬家達は現在ご自宅で育てられている
人気高い純血犬種の♀に、いずれ機会があれば出産をさせ
赤ちゃんを産ませたいと思われた。
母&娘の親子犬で自宅で育てたい。
又は現在の♀の子に同じ純血犬種の♂のお婿さんを自宅に新たに迎え
この子達の赤ちゃん誕生を。。。と
純血犬種の赤ちゃんなんだから、多数産まれたら
欲しいと言われる人もいるだろうし。。。
欲しいと言う人がいなければ高い金額で
ペットショップが仔犬を買い取ってくれるだろう。
万が一の場合は、新聞広告で純血犬種の赤ちゃん産まれています。と
宣伝販売したり、ネットブログに純血犬種の赤ちゃん産まれたと
載せれば欲しいと言ってくれる人もいるだろうし。。。
産まれたら産まれたで何とかなるだろう。
それが結果的に、無責任な計画性の無い無知な繁殖に繋がり
悲惨な命の生涯を背負わす事となると知らずに・・・
念願の純血犬種の赤ちゃん誕生
女の子が産まれる事を期待したが
男の子ばかり・・・
母犬と息子犬を育てるには、発情期時もし近親交配してしまったら
奇形胎の子が・・・
それなら息子犬を去勢手術すれば。。。とも思ったが
可哀想で・・・
他家庭にこの男の子赤ちゃんをそれぞれお譲りしようと
あの手この手で呼びかけたが。。。
「女の子なら欲しいけど男の子はいらない。」と断られ
どうしよう???
こうなれば!!あちこちの!!ペットショップに手当たり次第相談!!
その時すでに男の子赤ちゃん達はすでに生後3ヶ月
「この赤ちゃん達の血統証明書は?」
「ワクチン接種や検便検査や健康診断は?」
「離乳はきちんと出来ているのですか?」
「母犬&父犬はどんな子ですか?」
「体格構成と血統は?」
あれこれと質問されたが上手に答える事が出来ず・・・
最終的に
「素人繁殖ですか?・・・当店ではこの仔犬達の現金買い取りは
出来ません。」
えっ!?うちの子は純血犬種!!
それも!!過去に高い金額でペットショップで買った子なのに・・・
この様に断られるショップが多い中
ようやく、良かったら奥の事務所でお話をお伺いしましょう。
と言ってくれたショップが
救われた気がした。
しかし・・・何だかこのショップ部屋全体が不衛生で臭い・・・
それに展示販売してる子は・・・ほとんど
生後3ヶ月から生後1年・・・純血犬種の仔犬価格も他のショップの
半値、しかも・・・売れ残っている感じの仔犬多し
あれこれ質問する事無く
「血統証明書の手続きはされていないんでしょう。」
「大丈夫ですよ。」
「こちらで適当に作りますから。」
「その分そちらの純血犬種の仔犬の買い取り価格は安いですよ。」
「それで良かったら今すぐ買い取らせて頂きます。」
「もうすでに3ヶ月になられていますからね・・・」
「4頭ですね。」
「1頭あたり2万円です。」
「4頭ですから8万円ですね。」
この母犬をショップで買った時は20万円だったのに・・・
そう思ったものの・・・
今回の出産で色々と出費があり数万円の支出
そのお金がマイナスにならないのであればこの子達を
このショップにお金で売ろう。
そう思い、この子達仔犬をこの日にこのショップに売った。
気になるので数ヶ月後、このショップに立ち寄った。
4頭の仔犬の内、可愛い顔の子2頭だけが
販売されていた。
売れ残った仔犬2頭はすでに6ヶ月。大きな声で吠えていた。
あの・・・この子達・・・
売れ残っているのですか?
勇気を出してこのショップの店主に尋ねた。
店主は
「あ〜お宅から来た子ね。」
「どうかなりますよ。ご心配無く。」
軽い返事
大丈夫かしら?と再び数ヶ月後にこのショップに立ち寄る。
そこに1台のワゴン車がショップの入り口に止められ
ワゴン車の中には数多くの輸送バリケンが・・・
そのバリケンに次々と、このショップで売れ残った
成長した純血犬種が入れられていた。
あっ!!うちで産まれた2頭の子が!!と思った時は
時すでに遅し・・・
慌てて店内に入り、店主にあの子達2頭は?と尋ねると
「繁殖屋に子返しで持って帰らせたよ。」
子返し?て・・・・何ですか?
その意味をショップの店主はこの様に言った。
繁殖屋は現金を持ってないから
成長して売れ残った純血犬種を持ち帰っては集め
繁殖させている。
その繁殖で産まれた仔犬を無料で
今の成長した成犬を持って帰った頭数分だけ
新たに当店に持って来る。と言うのが
子返しの商売。
繁殖屋は成長した純血犬種なら、すぐに交配や出産させられるし
当店も成犬となり売れ残った様なブサイクな純血犬種は
必要ない。
餌代がかかる一方で赤字の経営になる。
当店は新たなる仔犬が繁殖屋から子返しで帰ってくれば
商売になるから。。。
売れ残った様なブサイクな純血犬種からの繁殖だから
産まれて来る仔犬はそんなに期待は出来ないけどね。
まあ仔犬なら、売れる時は一般客が買うだろうし。。。
仔犬って言うだけで飛びつく客も多いから。。。
平気な顔で涼しげに言った。このショップ店主
いずれ・・・この繁殖屋が・・・ずさんな管理で
計画性の無い繁殖を行い
悲惨な環境となり、崩壊の道へと歩む事を知った上で・・・
崩壊で悲惨な状況にこの犬達がなれば
それを知った愛護団体と名乗るボランティア達が来てくれて
可哀想な心体の犬を何とかしてくれるだろう。
里親募集でもしてくれて、優しい愛犬家が育ててくれる犬も
いるだろう。。。
その時悪徳繁殖屋は、自分自身が病弱になったとか
高齢でとか金銭苦と適当に言えばいい。
困った顔と態度をすれば、愛護団体ボランティアがどうにかして
くれる。
動物愛護団体参加の人間は動物好きなんだから
可哀想な心体の犬猫見れば、ほっとくはずは無い。
支援金や物資を多くの人に呼びかけて命を救ってくれるはず。
それを利用すればいい。。。と
悪徳ショップと悪徳繁殖屋は、悪知恵で先読みをし悪商売
この悪商売は自分達が商売にしようと考えた時から
すでに計画されていて、当然のごとく、一般家庭で産ませた
純血犬種仔犬の買い取り計画も自分達の商売に取り入れる
そうすれば・・・お金になる事も知っている。
自分達が思うがままの悪徳商売法
命って何ですか?
簡単に考えていいものですか?
単なる人間の欲望で産まれて来る命でいいのでしょうか?
悲惨な運命を産ませたのですか?
私達人間と同じく、母のお腹に宿った命、大切な命は
動物だって一緒です。
辛口トーク言わせて頂きます。
しっかり聞いて下さい。
無責任な繁殖はしないで下さい。
一般家庭の繁殖で産ませたのでわかりませんでした
無知でした。と言うのは!!
理由にはなりません!!
純血犬種なら純血犬種として血統証明書と言うのが
ちゃんとあります!!
新たに誕生した命を産ませ様とされるなら
まずどの様にすればいいのか?
血統証上の手続きから学んで下さい。
そして新たな命の幸せを願い、その命を見つめて下さい。
信用出来るペットショップを事前に見つけ相談されて下さい。
産まれた命(仔犬)は一般家庭で愛情豊かに育ち
最終的に悪徳商売に利用されている。
無知なら、厳しい様ですが一般家庭で産ませないで下さい。
無知なら、まずは専門的な知識から学んでそれから
相談にのって頂ける信用のあるワンコ業界専門家を
見つけて冷静に出産を考えましょう。
命は産まれてみないと。。。
男女の区別が出来ません。
男の子でも女の子でも幸せになりたいと思うのは一緒です。
人間と同じです。幸せになりたいと思う気持ち
動物だってちゃんとあるのです。
現在愛護団体ボランテティア。。。
その数、全国的に増えています。
それは何故だか?冷静に考えてみましょう。
その答えはすぐにわかります。
命を最後まで見つめる大切さをわからない人間が
増えたからです。
命を利用するだけの商売をする人が増えたからです。
この悲惨な状況の動物を助けてあげたいと
本当に優しい気持ちを持つ方々は、心痛めた心境の中で
どうにかならないものなのか?
日々悩まれていると思います。
動物好きの人間なら当然悲惨な状況の動物を見れば
知らない顔は出来ません。
私は動物好きの優しい心を先読みし、悪徳商売をしている者が
どうしても許せません!!
このお話をしたのには理由があります。
心優しい愛犬家の皆様の中に
現在愛護団体ボランティア
に参加されている方や
これから参加しようと思われる方
協力をされている方、協力しようと思われた方
そして愛護団体代表者の方々に
この様な現状を知って頂きたく思っております。
ペットブームの中にこんな現状があり
悲惨な運命を背負うかの様に生きている動物達は
人間の愛情責任の無責任さ愛情放棄
人間の欲望のみの無知繁殖にあります。
専門的な知識生体を学んでいる者
ブリーダーは今のペットブームの現状に心痛めております。
ブリーダーとは各純血犬種の向上をめざし
日々勉強を重ねている者がブリーダーです。
専門的な繁殖を行っているブリーダーは1犬種しか
繁殖をしておりません。
色々な純血犬種を繁殖すると言う事は
専門的には無理がある事知っております。
ブリーダーと繁殖屋の違いの差は学びで大きく差があります。
どうかこの事を数多くの方々に知って頂き
真の愛護とは何かわかって頂きたく思います。
命を愛する気持ちを、共に皆様と持てる事を願っております。
(3)実話:動物好き?犬が好き?
愛護と言う意味を理解しているのか?
謎
広い敷地に2件のお家。見た目にはお金持ちでありそうなお宅。
その1件のお家には、お祖母さんが住んでいらっしゃって、猫2匹と
同居。
お隣のお家には、このお祖母さんの娘(お母さん)離婚歴あり
母子で16歳の一人娘を育てていらっしゃり、犬6頭が同居。
そんな話を漠然と聞いた私は、単純に動物好きの一家なんだなぁ・・・
そう思っていました。
当犬舎ワンコ関連の知り合いから私の母に
このお家のお母さんから一本の相談電話が夜にありました。
その相談内容とは
「私の母(このお家の祖母の存在)が、悪性癌でこの夏に
亡くなりました。それで、親戚の叔母と財産についての
話し合いをしないといけなくなりました。
私は山口県在住で、親戚の叔母は東京都に在住です。
叔母は高齢です。
そんな訳で、私が東京都に行かないといけません。
16歳の娘も一緒に連れて行きたいと思っております。
そこで、2泊ほど家を留守にしないといけないのですが
2匹の猫と6頭の犬を預かってくれるペットホテルがありません。
どこも断られ・・・
お宅の娘さん(細野貴美)が犬関連のお仕事や
お世話をしていらっしゃると聞きました。
相談に乗って頂けないでしょうか?」
この話を聞いて、私はすぐにこのお家のお母さんに電話をした。
「いつ?東京都の方に行かれるご予定でしょうか?」
そう聞くと・・・
来週末予定しているとの事
えっ!!もう−−−−−−−−−−−−!!すぐ!!
10日間後(◎◎)
はい、いいですよ。と2つ返事で軽く引き受ける事は出来ない。
予防ワクチンの事も聞かないといけないし・・・
このお宅の動物達の状態・性質も早く知らないといけないし・・・
どの様なお世話を希望で、という事も把握しないといけないし・・・
短時間でこの2匹の猫と6頭の犬のお世話が可能なのか
出来るのかもわからない。
猫の体格はそんなに違いないけれど・・・
犬は極小犬から大型犬まで体格の差がある。
そんな訳でこの電話で
「一度お宅に伺ってから、お世話できるか決めてもいいですか?」
と伝え、翌日時間を見つけ、私はこのお家に行きました。
午前11時
「ごめん下さい」とチャイムを鳴らしたが鳴らず。
どうやら故障しているこのチャイム・・・
大きな声で
「○○さん、今日お伺いする事になっていた細野です!!」と言うと
・・・犬が一斉に吠える。
どうやら・・・この声は聞いただけで・・・
中型犬&大型犬
それも・・・室内からの犬の声。
中から玄関先に出て来られたこのお家のお母さんの髪の毛は
ボサボサ寝起き状態。
「すみませんね・・・昨日、明け方まで友人とお酒を飲んでいたので。」
「中へどうぞ。」
玄関・・・
何処に靴を脱げばいいのか?
廊下はあれこれ荷物が置いてあり、歩くのがやっとの状態
リビングで、荷物をかき分けながら
どうぞ、と座布団を置いて下さっているが・・・
カビ?シミ?だらけ・・・
初対面なので失礼な態度は出来ないと、その座布団に座り
色々と質問をさせて頂きました。
ワクチン接種は、動物達全員に毎年されていますか?
そのワクチン接種の証明書はありますか?
皮膚病感染はないでしょうか?
体外寄生虫はいないでしょうか?
この様な当たり前の質問をしたら
突然泣き出すこの家のお母さん・・・
いったい・・・何があるの・・・どうしたの?
これは・・・ただ事ではない。
「お宅の言われた事すべて、この子達にしてあげられていません。」
「お金はあります。何とかして下さい。」
「助けて下さい。」
「私には相談できる母も頼れる母も死に・・・」
「私自身が人間失格の様な人間です。」
「ここに100万円あります。」と
私の目の前に置いた。
お金の問題では無い!!(−−)
心の乱れが重大だ!!(−−)
こんな時、私は冷静発言で、この様に言いました。
落ち着いて下さい。そう言っても無理かもしれません。
私には、貴方の今の言葉を聞いただけで
貴方が現在育てている者の状態がわかります。
私は貴方が育てている者が、どんな状態でも驚きません。
生体犬で体・心という部分を数多く学んだ人間です。
そして、育てている家族を見守っている人間です。
大丈夫ですよ。
私は驚いたり、貴方に対して怒る様な事はありません。
心配しないで・・・
ところでワンコちゃん達は、何処にいらっしゃるのでしょうか?
「こちらです。」と案内された場所は
洗面所・風呂場
そこには新聞紙とペットシーツが所々にあり、汚れた毛布が3枚。
その上にばらまかれたドッグフード
カビだらけ・・・明らかに腐っている。
中には中型犬サイズの雑種犬が6頭。その内の1頭は足が短く
純血種犬コーギーの血が入った子だとすぐにわかったが
後の5頭は、ほとんど毛が無い状態
背筋に辛うじて・・・一直線上に毛が4p幅であり
頭部にチョコチョコ薄く生えていた。
こんな毛の無い状態にウジャウジャと走るノミ
あちらこちらにひっかき傷があり、血が出ている。
その内の1頭は、自分の前足をしきりに噛み
私の方を見ない。
まさか!!と思ったら、案の定・・・やはり。
自分の前足、手首を骨折して放置されたままの状態で
この手首から指先までが壊死し腐乱したため、自分でその手を
食べている。
手首から骨が飛び出している。
この子の目元は、野生の目元に変わっていた。
1頭の子だけ毛がまともにあるのは
この家に来て、まだ1ヶ月経っていない、と判断した。
今すぐに何とか出来る状態ではないが
今ここで、伝染病が発生をしてしまえば、この子達の命は無い。
伝染病の中には、人間に感染する病もある。
この子達は、この様な状態でも人間の元に居る事は
事実である。
この家の隣家住民の心配もしなくてはいけない。
すぐに獣医師にSOS!!
移動動物病院!!走れ救急車で来て下さい!!
この状態を医師に明確に伝える。
この医師なら、きっと協力してこの子達を救える。
SOS!!を出した私に、この医師は快く診て下さる様に・・・
この医師は、私が緊急で依頼した状態を見て
「どうしてこんな事に・・・」とか
「酷い状態・・・」とか
このご家族を責める様な言葉を絶対に言わない。
体・心の両面を救う事が大切だとわかっていらっしゃいます。
ドタバタと悪戦苦闘でこの医師と私が、この子達の処置を
行っている間このお家のお母さんは、自分の母親の仏壇の前で
泣いていた・・・
奥の部屋から泣きじゃくる声が
しかし!!こんな時は、医師も私も
もらい泣きしない。
ドタバタと処置を進めていたら、このお家のお母さんの
一人娘16歳がアルバイト先から帰宅。
どう見ても、不良少女そのもの・・・
だけど、私の側にすばやく来て
「手伝います!!」と言って、この臭くて汚れた自分の所の
犬達の頭をさすりながら、名前を1頭ずつ呼んでいた。
処置がすべて無事に終わり、私は医師をこの家から
「お疲れ様でした。ありがとうございました。」と見送った。
医師と一緒に来たスタッフ男性は
この家で固まり仕事が出来ずじまいだったが
すべての処置とワクチン接種が無事済んだ状態で
私が最後に
お疲れ様でした。ありがとうございました。
と言うと
ポロリと涙
助けたい。そう思う気持ちは一緒だったんだなぁ・・・
後は、このお家のお母さんと16歳の娘さんに優しい声をかけて
あげなくては、そう思っていたら
このお家の16歳の娘さんの方から、私に声をかけて来た。
「ありがとうございました。」
「この犬達は毛が又・・・生えますか?」
「治りますか?」
「元気になりますか?」
これらの質問に私は
大丈夫だとは言えないけれど、大丈夫になる方法はあるよ。
貴方達親子が、安心して快適な生活を仲良く送り
この6頭の犬とお祖母ちゃんが大切に育ててきた2匹の猫の命を
貴方達親子が守ってあげ
貴方はお母さんにもっと甘えればいいよ。
16歳なんだから・・・
お母さんと毎日たくさん、色んな話が出来るといいね。
この様に16歳の娘さんに私が言うと
可愛らしく早々
奥の部屋のお祖母ちゃんの仏壇の前で泣く母に
この16歳の娘さんは
こう言った。
お母さん
犬みんな治療してもらえたよ。
そこに置いてあったお金で治療費払ったよ。
みんな予防注射もしたし。
虫の駆除もしてもらったよ。
お母さん。
来週一緒に私も東京に行くからね。
東京で一緒に買い物しようね。
いいでしょう?
もう泣かないでお母さん。
この言葉に
このお家のお母さんは
ありがとう。ありがとう。と言って
16歳の娘さんの頭を撫でていた。
そして、このお家のお母さんは、早速この日の翌日
住宅リフォーム会社に電話。
お庭に6畳ぐらいの犬小屋を、至急建てて欲しい、と。
冷暖房完備で。
そして、わが家の洗面所・風呂場・トイレ・台所・リビング・
廊下のリフォームを、と・・・
ついでにゴミも処分して下さい。
リビングからサンデッキをつけて欲しい。
そこで、犬や猫のブラッシングをしたいので、と・・・
どうして、こんな乱れた環境になったのか?
人間の心の乱れ・・・は怖い。
優しい気持ちを失い、大切な者まで失ってしまう事もある。
しかし・・・何でここまで雑種犬がこの家にいたのか?
それは、このお家のお母さんが
家族に捨てられフラフラ歩く犬を見て
可哀想になり、連れて帰っていたから・・・
2年に1頭あたり、保護した犬らしい。
このお母さんの母(お祖母ちゃん)は若い時
保母さんだった。
しっかりされている方で
迷い犬保護しています。と新聞に載せたり
動物病院に張り紙したり
保健所に相談したり、警察署で飼い主が探していないか
保護犬を預かる度にしたらしいが
飼い主も見つからないまま・・・
可哀想だから、とこの家のお祖母ちゃんとお母さんが
なにげに・・・庭で育ててあげていたらしいが
お祖母ちゃんが亡くなり、庭のお手入れも出来ず
庭は草・・・ぼうぼう状態。
荒れ放題の庭
そんな庭に置かれた犬達はストレスから吠えまくり
近所から苦情。
犬を処分しろ!!と
それで、何処にこの子達を、と思ったのが
洗面所・風呂場だった。
よく見ると、狭い洗面所にエアコンがあった。
最近つけたものらしい・・・
この家のチャイムは、石を投げつけられ
郵便ポストにも石を投げつけられボコボコ
台所の窓はヒビが入り、セロハンテープで修繕。
なぜ、お祖母ちゃんが亡くなり
この娘であるこのお家のお母さんは、しっかりしなかったの?
そう思われる人も多いでしょう。
このお家のお母さんは、自分を産んでくれた母に
強い愛情がありすぎたのです。
あまりにも数多くの楽しい思い出がありすぎて
お祖母ちゃんである母の存在が、亡くなった事実が
自分の心で受け止める事が出来ない。
お祖母ちゃんである母と二人で世話をしていた動物達に
触れる度に涙が出てしまい。
最後に保護した6頭目の犬を自宅に連れて帰れば
死んだはずのお祖母ちゃんが幽霊になってでも
目の前に現れてくれるのではないかと・・・
そう思ったらしい。
私はあれでも!!
6頭目に保護した犬は、探している家族がいるかも?と思い
この犬を保護した場所の近所を、この家のお母さんと探した。
一軒の空き家を見つけると、そこには、外に犬小屋が。
近所の人に聞いた。
ここの空き家の人間は、借金まみれで夜逃げ
犬だけ繋がれていたけれど
夜中うるさくなくので
この町内会長さんが、鎖から首輪を外したのよ。
そう。そう。
この犬・・・
うるさくて!!この犬
はぁ、隣町まで行ったのね。
このお言葉に
この子を保護した心病んだお母さんは
強気でこう言った。
私が保護しています。
住所はここです。
この子の飼い主さんが、この子を捜しておられたら
伝えて下さい。と。
命を最後まで見つめる大切さ
多くの人にわかってもらいたい。
そんな私は、この心病んだお母さんを
影ながら応援しています。
毎年、年賀状も送らせて頂いています。
5頭の毛の無い犬達は、無事に毛が生えました。
このお家で保護され過ごした犬達は
現在3頭の子が天国へ旅立ち
2匹の猫も天国へ旅立ちました。
この保護した家族に見守られながら・・・
このお家のお母さんは、ここ数年
保護する犬と出会わない様です。
この町に捨てられる犬が少なくなったのか?
そう思いたいですね。
それと共に捨てないで・・・と願いたいですね。
(4)実話:ほんとうに愛護団体ボランティア
だったの?
高校を卒業された一人の女性が、警察犬訓練所に見習いとして2年
在籍。
その後、ペットショップに2年勤務。その当時、知り合った男性と
結婚し、一人娘を出産。子供が2歳になった時に、犬という動物が
好きだっただけに、動物愛護団体ボランティアをしてみようと
思った。
その時に捨てられた可哀想な命・・・悲惨な繁殖の命・・・
救ってあげたいと思った。
そして考えた事が、ご自分の実家の物置をリフォームし、
保護した純血犬種。そこには7頭。大型犬を入れられる
スペースがあるものを作った。
その物置小屋をリフォームした費用は50万円。
この当時はネットブームでHPも開設した。そんな彼女に共感した
専業主婦、独身女性がお手伝いスタッフとして約5名。
この5名の女性達と活動を開始され、命を救っていこうと決めた。
もちろん、ネット上に支援金、物資のお願いも記載されており、
全国から送られてきた。しかし、この物資や金額は当てにならない。
お手伝いスタッフの方が個人的に支援金や物資を提供し、知り合い
にもお願いに周った。その中で勝手にノルマというようなものが
義務付けられてきて、1ヶ月につき、ひとり3万円ほど持って
来るようにと。5名で15万円。これを医療費や食費に当てようと。
また、光熱費がかかるということで、この代表の女性のお宅に
3万円、光熱費を支払う取り決めを作った。
実際に常時7頭の子がリフォームした場所に保護されていたが、
それではお金が足りない、ということで、
保護した中にいたシェパード1匹、ゴールデンレトリバー2匹、
これをこのボランティア施設で飼うことにし、繁殖を始めて
しまいました。もちろん、血統書なんてあるようなないような、
よくわからない状態。販売宣伝したのは、新聞広告。ネット上。
もちろん、このボランティア団体代表の独断意見。すでにお手伝い
スタッフ約5名は、その意見に従うしかなく少しずつ不信感。
この不信感はそれだけではない。健康面でのチェック。ボランティア
団体の集めた支援金の不透明さ。
しかし、約5名のお手伝いスタッフは、可哀想な命を救おうと
一生懸命ボランティア活動をしていました。
そんなある日、○○市に崩壊したブリーダーがいるとの情報が。
約30頭の大型犬。近所から苦情も多くあり、そのボランティアで
命を救おうと思った団体が、崩壊したブリーダーから詳しい情報も
そこそこに聞こうとしないまま・・・保護活動を始めてしまった。
そこに、このボランティア団体に一本の電話があり
「○○警察署ですが、事情を聞きたいことがありますので、代表の方に
警察署まで来て下さい」
との連絡が。この警察署に話を聞きに行くと、なんとこの崩壊した
ブリーダーの場所は借地だった。その借地を貸している地主さんから
「その借地に犬の死体を埋めている」との訴えがあるので、詳しい
お話をお伺いしたい、とのこと。ボランティア団体代表も呆然。
「借地とは知らなかった・・・」崩壊したブリーダーは
「自分が死体を埋めたのではない」と警察署で発言し、
では誰が埋めたのか?
もちろん、ボランティア団体代表も「自分ではない」と。
それでは、そこにいる皆様全員に事情をお聞きしたい、と
ボランティアスタッフ全員が、任意同行で事情聴取を受けた。
この様になれば、ボランティアスタッフさん達、一般家庭の
主婦及び独身女性のお宅では、家庭内騒動になります。
当然、ここにきて熱い想いで活動していたスタッフさん達は
「愛護団体て、何なの?」
「愛護という意味は何ですか?」
と疑問に思い始めた。こうなれば、お手伝いスタッフは、一人ずつ
次々にこの団体から去ることを決心された。そのうち、
このボランティア団体のHPは閉鎖。そして、気がつけば、
なぜか・・・ボランティア団体代表である女性は、活動を始めて以降
3年毎に、日本では珍しい純血種犬を自ら購入されていたのだった。
(5)実話:この様な方の動物は
当院では診ないと言った医師
命を最後まで大切に見つめたい。
この命を病から出来るだけ守ってあげたい。と思う。
愛犬家の多くは獣医師にその命を診察して頂き
処置や予防をして頂きたい。そして時には手術と言う方法で
この愛犬の体を救って頂きたい。
そう思われる愛犬家は多くいらっしゃいます。
健康な仔犬をお譲りするのは、ペット業界人なら当然の事
母親犬から離し、仔犬達を離乳食へと食べさせる事で
ひとり立ちさせるのが繁殖者(ブリーダー)
そんなブリーダーは生後40日から生後70日の間に
この仔犬達が、しっかりと離乳食が食べられる状態になれば
動物病院の方でこの仔犬達の
検便検査
5種ワクチン接種
先天的な疾患(心臓病など)の診察・健康診断を行い
ペットショップに卸売り(仔犬販売)または
一般愛犬家に直接仔犬販売を行っている。
もちろん長年ペット業界にキャリアある人間なら
信頼できる動物病院の医師を決めている。
医師との連係も深いその理由として
個人的に動物を来院させる数が多いからだ。。。
愛護団体ボランティアも同じく
動物病院へ動物達を多く来院させている。
その理由は悲惨な状況や崩壊した環境の中にいた動物
どんな環境で今まで暮らしていたのかわからない
放浪していた動物を保護されているからだ。。。
ペット業界販売業者と同じく愛護団体ボランティアも
一般家庭に動物達の命を託し幸せを願う心は一緒
一般家庭に動物の命をお譲りする際、この動物に病があれば
当然お譲りする事は難しいと考えている。
そのため動物病院にかかる医療費は当然のごとく
膨大な金額となる。
動物の数を個人的に多く持てば持つほど・・・
この膨大となる医療費は、多頭または多匹育ての一般家庭でも
同じく発生する金額。
そう考えれば当然個人的に繁殖したり保護したり育てるに
あたっての動物の数も限定しなければいけない。
確実に守れる数の動物を・・・と言う事になる。
この事をわからない人間達が、今動物病院へ動物を来院させ
医師に診て頂き、医療費を動物病院へ支払わない。
動物病院へ借金を残したまま・・・(−−)
中でも最も多額な借金を残しているのが
自称つい近年多く全国的に立ち上げられた個人的な
動物愛護団体ボランティア
そして多頭多犬飼育50頭以上の繁殖ブリーダーと言われる
繁殖屋
支援金が集まったらとか?仔犬の販売をしたらとか?
漠然な理由で動物病院へ医療費借金・・・(−−)
どうして?こんなに?医療費を借金させたのですか?と
医師に聞くと
「私は命を出来るだけ守ってあげたいと言う気持ちから
医師になりました。」
「苦しむ体心を診れば助けてあげたい。と思います。」
「しかし・・・当院は慈善事業で経営は出来ません。」
「経営困難になれば、私は医師として動物達の命を救えません。」
「動物の命とその家族を見守りたくて、私は獣医師になりました。」
「ほんの一部の方からの医療費のお支払いが無い状態なのですが…」
「ペットブームの中、この様な医療費を払わない方が
増える事も考え・・・」
「ペット業界関係者様全員、当院の来院を今後はお断りさせて
頂きます。」
「きちんと医療費をお支払いして下さるペット業界の方も
いらっしゃるのに・・・」
「お知り合いになれたのに・・・残念です。」
「一緒に命を見つめたかったのに・・・」
「本当に私の力不足でごめんなさい。」
診察室で床を見つめ涙をこらえる獣医師の姿に私は
「先生の気持ちわかります。」
「もう何も言わないで下さい。」
「これからも優しい医師でいて下さい。」
この診察室から、チワワ専門ブリーダーと共に出て行った。
受付でお手伝いをされている医師の妻も泣いていた。
受付で治療費を支払ったチワワ専門ブリーダーに
何度も何度もペコペコ泣きながら頭を下げる医師の妻
チワワ専門ブリーダーは優しく医師の妻の肩に手をかざし
「大丈夫ですよ。私は気を悪くしたりしてませんよ。」
「大変でしたね。。。」
「私こそ手助けしてあげられないのが残念です。」
「無責任な人が増えない世の中になる様に願いましょう。。。」
そう言いチワワ専門ブリーダーと私は、この病院を後にした。
本当に・・・
無責任な人間が多くなった現在・・・
一時的な感情で無責任な行動を起こす・・・
今それこそ!!
どうしたらいいの?です。
と言う訳で、冷静に考えてみたのですが・・・
皆さん聞いて下さい。
ブリーダーHP、ペットショップHP、愛護団体ボランティアHP
またはこの三者、HPではなくブログと言う事もあるでしょうが
ネット上に担当獣医の情報が無い。と言うは疑問です。
何故????と言う感じです。
当然、動物の命を手にしている者なら
担当医師を事前に決めています。
生体動物の体の配慮や病についても医師と連係し
その命守っています。
この子にこれだけの医療でこの子の健康を守っています。と
動物病院カルテや証明書ではっきりわかるものを
お知らせ出来ます。
医師にご迷惑や辛い気持ちや負担を与える
繁殖業や自称動物愛護団体を名乗るボランティア活動は
やめて頂きたいと私は思っております。
計画性をしっかり持ち
勉強された上で再開して頂きたく思っております。
動物取扱業を行政で認可された者の一部には
命そのものの体心を日々学び、動物だけではなく
その動物を育てる家族を支える者も数多くいます。
緊急の病の場合は、医師が必要です。
命を助けるために医師の存在は、大きな存在です。
今残念な事に、命を最後まで見つめる大切さを
わからない人間が増えているのが現状かもしれません。
ペット業界繁殖業者
繁殖に使えなくなりました。
この子を差し上げます。里親募集覧?
事情により繁殖業が崩壊致しました。
生体なのよ!!生きているのよ!!
この子達どうするつもりなの?
万が一の計画は考えていなかったの?
生きると言う事は、食べる事が必要です。
食べる事が許されないと言う事は、虐待です。
生体動物は物では無く、者なのです。
繁殖させていた動物を育てていたのは
貴方でしょう。
育てていたと言う事は、貴方は育ての親です。
この子は貴方の事を自分の親だと思い過ごしています。
私達人間と同じく感情を持っています。
忘れないで下さい!!(怒)
動物愛護ボランティア、全国に増え今では膨大な数に・・・
しっかりとした愛護を持ち活動されている団体もあれば
一時的な感情で無計画に救出をする様な団体も
中には???何だ???この???
収支報告???
訳がわかんない(−−)
思いっきり不透明(−−)
悲惨な不衛生な場所にいた子達。。。
体内体外寄生虫。。。
虫によっては薬の種類違うのですが・・・
何の薬を投与したのか?詳しい記載は無い(−−)
それどころか・・・
検便検査をしたのかも?謎だが・・・
虫下し薬・サルファ剤・フロントライン・アイボメックで
きちんと駆除されたのかも?(謎)
ワクチン接種は何のワクチン接種?
伝染病?何種なんですか?
まさかと思うのですが狂犬病ワクチン接種のみと
いう事はないですよね・・・(−−;)
きちんと獣医師に診察して頂き、予防した上で避妊去勢手術
全身麻酔で手術したんですよね。。。
栄養不足の子が手術と言う事なら、当然貧血がありそうなんですが
大丈夫でしょうか?
手術前に血液検査をされたのでしょうか?
ネットに載せられている写真には年齢位?程度しか
わからないのですが・・・
崩壊したブリーダー宅に、この子の血統証明書はないのですか?
正しく生年月日を知りたいのですが・・・
ワンコの場合、生後2年以降は人間の年齢で数えると
1年で4歳の歳が重なるので
2歳と1ヶ月の場合と2歳と11ヶ月では
今後の食事などの配慮や育て方に違いが生じます。
この様にメールや電話で問い合わせた
心優しい愛犬家
うちの子に。。。と思っていたのに
これらの質問に対し返答無し・・・(−−)
それどころか・・・
動物愛護団体である電話の主に逆ギレされた・・・(−−;)
うちのボランティアは色々条件を言われる方は
お断りさせて頂いております。
本当にこの命を大切に思って下さる方に
この子の里親になって頂きたいので!!
そう言われ、一方的に電話をガシャリと切られ
悲しくもプープープーと電話から断続音が聞こえてる。
何だこれ?めっちゃ感じ悪っ!!(−−+)
色々条件を言ったのでは無く!!(怒)
色々と質問しただけです!!(怒)
条件と質問を勘違い無く!!(怒)
日本語を理解して頂きたい!!(怒)
この様なトラブルも多い・・・
今。。。言える事は
動物業界に携わろうとされてる方の心の共通点は
動物が苦手では無い。
動物が好きと言う事ですよね。。。
命を最後まで見つめる事の大切さを
多くの人が知ってくれる事ですよね。。。
人間同士がイヤな思いをするために
命はあるのではありません。
この話は、ある獣医師の話から始まったのですが
動物業界関係者が今1つ考え
命の大切さを重視し、無謀な計画をしない様心がけて頂きたいと
思い今後のあり方を考えませんか?
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
幼き者の表情仕草は可愛らしいものです。
この幼き命を自分の手で育ててみたい。
そう思う人間も数多くいらっしゃると思います。
幼き者の命の成長も楽しみにしながら。。。
この幼き者の命はマスコットではありません。
命には心がある事を理解してあげて下さい。
心があるのですから、その心を生涯理解し体ごと
大切にしてあげて下さい。
生体犬と言う動物は、生涯7歳以下の人間の子供同様の
感性心を持っています。と私は数多くの愛犬家に
今も伝え続けています。
だから時に厳しい言葉も言います。
今育てている愛犬が事情により飼えなくなりました・・・
そう言われる方に、この様な辛口トークを言います。
「貴方は7歳以下の我が子がいたらその子を・・・」
「捨てられる人間ですか?」
「自分の人生において邪魔になったら貴方の側にいる命を・・・」
「見殺し状態に出来る人間ですか?」
「貴方は人間としての心感情は無いのですか?」
悲しい事に年間1件から2件、この様な厳しい辛口トークを
言わなければいけない私です。
この厳しい辛口トークを言われた一時的な元愛犬家の大半は
目に涙を浮かばれるのですが・・・
私に言われた言葉を受け止め反省からの涙なのか?
腹立たしさからの涙なのか?
わかりません。
辛口トークを言わなければいけない私もすごく辛いです。(涙)
本当は愛犬を見捨てようとする人間に
「お願いです。この子を見捨てないで下さい。」
「この子は貴方の愛だけがすべてです。」
「この子は貴方の側にいるだけで幸せなのです。」
「貴方の事を親だと思い深い親愛を示しています。」
「この子は生涯貴方を忘れる事はありません。」
そう泣きながら言いたいのが本音の私です。
私は20代から30代、この様な言葉を愛犬を見捨てようという
人間に数多く言ったのですが・・・残念な事に
私のこの見捨てないで・・・と言う言葉は届きませんでした。
そんな私も力不足の人間の一人です。
これからの難題である課題の1つとして
命を最後まで見つめる大切さ
地道ではありますが伝え続けて行きます。
私がこの業界に身を置く限り、出来るだけ多くの人間に
伝え続けて行きます。
この文章を読んで下さった愛犬家の皆様のお力を出来るだけ
お借りさせて頂きたく思います。
数多くの愛犬家が命を最後まで見つめる大切さ。を
わかる事で数多くの愛情放棄見捨てられる動物達の命
心体救われます。
人は命を最後まで見つめる大切さを知り
大きな優しさを知る事が出来ます。
生きる心体は時に強くもあり弱くもあります。
優しく見つめてもらえる事で、
勇気をもらえ生きる活力となります。
人間家族に育ててもらえる動物達は
人間家族に見つめてもらえるだけで
幸せで生きる活力になっています。
人間家族に育ててもらっている動物は
人間家族を生涯見つめ続けているのです。
今40代の私は、愛犬家の皆様に出来る限り優しい言葉も
言いますが時と場合によっては厳しい言葉も言います。
何故厳しい言葉を言うのか?
それは命を粗末に思って頂きたくないからです。
命を最後まで見つめる大切さ。の始まりは
命を粗末にしない!!
数多くの方々に、より認識して頂きたいです。
バックナンバー
第1集 食べない。飲まない。
第2集 血統証明書(前編)
第3集 血統証明書(後編)
第4集 皮膚トラブル(前編)
第5集 皮膚トラブル(後編)
第6集 生と死の認識そして愛情責任とは(前編)
第7集 生と死の認識そして愛情責任とは(後編)
第8集 痙攣・発作・失神・意識が無い