こんな時どうしたらいいの?

そんな時にかぎり・・・動物病院が休診日だったり
深夜だったりと・・・不安感いっぱい・・・

あっそうだ!!この子を販売したショップや繁殖者に
聞いてみようと相談すると無愛想な対応(−−。)に
ショック聞くんじゃあなかったと後悔

愛犬家同士のトラブルこんな時どこに相談すればいいの?
信頼してこの子を譲って頂いたのにその信頼は今は無く
相談したい犬専門業者も知らず・・・

動物病院で症状や今後の事を聞きたいのに
何故かそこにはバタバタとした忙しそうな聞けないオーラが・・・

動物愛護団体に相談するのはどの様にしたらいいか?
その質問の仕方さえわからず・・・

愛犬家としてこの子を家族の一員として思うから
家族としてこの子に出来る限りの事をしてあげたい。
それが家族の責任と思っています。

そしてこの子と共に愛犬家として明るい日を多く送りたいです。
その声の多さにこの度このコーナーを立ち上げました。

一人でも多くの方々とその御愛犬により作られたコーナーです。
動物愛護法により多くの動物が幸せになる事を願い。

だから・・・時々・・・実話ぶっちゃけトークします。
実話エピソードもお話しする事あり。
その為にリアルな内容の文章になる事もあります。

どうぞご了承下さいませ。

何故なら動物取扱業登録証を得ているものは
御愛犬家の方々の愛する御愛犬の命の応援団となるべき
そうこの私チームホソノJPは思うから。。。

スタッフと共に獣医師のご協力を頂きこのコーナを
毎月作成して行きます。

1つの命でもそこに安心感を少しでも与えられたら。。。
そう願いながら。。。(^^) 



第39集「愛犬の死・・・
    動物葬祭業者に対しての不信感」

全国的に動物愛護者の家庭が増えれば増えるだけ
家庭内で育てられる動物の数も増え続けている。
今や動物・ペットという感覚で育てている家庭は少ない。
1つの貴重な命を育てた。
貴重な命を育てて亡くなった。
それは育てた側の家族からすれば深い悲しみと同時に
尊いものを亡くしたと最大に思う瞬間でもある。
当然その死に対し、亡くなった動物に対し
家族側は単なる動物の死とは見ていない。
生きてる時も常にうちの可愛い我が子!同然で育ててきた。
うちの子です。亡くなっても可愛い。。。うちの子です。
そんな可愛いうちの子が亡くなれば
当然、誰だって動物葬祭業者に供養も込めてお願いしたい。
この様に思う。
動物葬祭業者もその気持ちを知った上で葬儀を行ってくれている。
そう信じたい悲しみ多き家族。
しかし、先日・・・その気持ちを利用した悪徳な人間が
心ある者の仕業とは思えぬ様な事件が報道されたが
今の時代だからではなく
過去・・・何年も前から心無い人間が
亡くなった動物を利用して悪徳な商売をしていたのは
ご存じでしょうか?
まったくもって許せないこの事実。
亡くなった動物はゴミ同様に処分されている事実を知った上で
所詮・・・動物
ゴミ同然なら無惨にしてもかまわない。
育てた動物を亡くし悲しみいっぱいの家族の心
本当にわかって動物葬祭業者になったの?
ここ1番に聞きたい部分ですよねぇ?


 
(1)冷静に動物葬祭業者はどんな方が行ってるのか?質問したい部分。

動物を育てた事のある人なのであろうか?
動物に対しというより命に対しどの様に思われているのであろうか?
大切な命を亡くした者に対しどんな気持ちで接しようとされるのか?
葬祭業者の事業所や火葬場や合同墓地の場所は
近隣住民の反対や不快な思いはあるのか?
合同墓地に入れた動物の骨はいずれどうなるの?
合同墓地の骨いつかは満杯になるのでは?
ちゃんと供養のお経や供養の言葉はいつも変わらず言って葬儀して下さるの?
葬祭金額は明快に事前に言って下さるの?
年々・・・激安葬祭金額になる今・・・
現在の葬祭金額に不安がありますが大丈夫?
ちゃんと供養に関する事を認識の上で葬祭業者されてるの?
葬祭業者の事業所が・・・まさか?の廃業になるの事ありますか?
家族が骨を拾える事ができない理由は何でしょうか?
動物葬祭業者経営者の経歴を教えてもらえるのでしょうか?



(2)亡くなった愛犬を動物葬祭業者に頼み
     後々不満や不信感を・・・


この様に動物葬祭業者にお願いした家族から・・・
不満や不信感の声が多かった過去に比べて
現在の葬祭料金は激安価格を売りにする葬祭業者の数が
年々全国的に増え続けている。
まず・・・
尋ねた事に明快に答えない葬祭業者に頼むのは絶対にやめた方が良い。
尋ねた事に明快に答えられない事が不信感ともなるし不満どころか・・・
結果的に悲しみを増やすことになる死が多い。
動物葬祭業者に騙された・・・
動物葬祭業者に騙された遺体となった動物達は・・・
遺体とはいっても無惨な状態のまま遺棄されていた事実を
先日も事件として報道されたが
じゃあ!動物葬祭業者に騙された家族の心と無惨な遺体の動物達の悲しみは
永遠に消える事はないだろう。
人を騙し遺体を無惨に遺棄した罪は意外にも法律上軽いもので
そこが・・・それこそ
不満でいっぱいだ!(−−+)と思う人も多いであろう。




(3)家族として手厚く見送り業者急増でトラブル発生も
       〜 ペットの葬儀・墓事情

今年4月、埼玉県の山林に大量のペットの死体が投棄された事件。
廃棄物処理法違反と詐欺の容疑で逮捕されたペット葬祭業者は
引き取った死体を火葬せず、山林などに投棄。
後日、別の犬の骨を渡すなどして依頼主から数万円を受け取っていた。
この業者は「火葬炉完備」と謳いながら、実際には火葬炉を持っていなかった。
だが、ペットの火葬をめぐるトラブルは今に始まったことではなく
2007年には、訪問火葬業者による事件が大きく報道された。
問題となった業者は、移動式火葬車の焼却炉に入れた後
事前にホームページで提示していた料金の数倍に当たる高額料金を請求し
「払わなきゃ生焼けで返す」と脅す手口を繰り返していた。
ペット葬祭業者は、ここ10年で爆発的に増えている。
それに伴い、国民生活センターによると
このようなペット火葬や埋葬に対する相談も年々増えている。
以前は料金に関するものが多かったが、最近では金銭に絡む話にくわえ
「受け取った遺骨が違う動物の骨だった」
「火葬施設が不衛生だった」
など、業者の信頼性を問う内容が増加傾向にあるという。
現在、ペット葬祭業に関する法規制というものは存在していない。
通常、動物の死体は廃棄物処理法上の「廃棄物」に当たる。
本来廃棄物処理には自治体の許可が必要だが
風俗慣習上もしくは宗教上の理由で
ペットは例外扱いだからこそ庭に埋めることが許されている。
それと同じ理由から特別な資格がなくても
誰もがペット葬祭業者を行える現状なのだ。



(4)どのような火葬方法があるの?
    さまざまな葬祭業者のサービスと取り組み


ペットの火葬方法には一般に
「合同火葬」「個別火葬」「立ち会い火葬」の3種類がある。
合同火葬では、他のペットと一緒に火葬し、合同墓や合同の納骨壇などに
遺骨を納める。
個別火葬では、業者が飼い主から預かった遺体を火葬し、遺骨にして戻す。
立ち会い火葬では、飼い主の立ち会いの下で火葬、骨揚げを行う。
価格は動物の大きさや種類によって異なる(下記表参照)。

業者A
業者B
業者C
体重の目安
2〜15kg
5〜15kg未満
5〜10kg未満
合同火葬
17,000〜20,000
18,000

個別火葬
30,000〜32,000
33,000

立ち会い
火葬
50,000〜52,000
43,000
24,000
備  考
立ち会いは
読経料を含む。
個別、立ち会いは
最初の2年間は
無料で納骨堂に
遺骨を納骨できる。
個別、立ち会いは、
骨壺、覆いの
料金込み。
立ち会いは生花で
送るフラワー
セレモニーを実施
立ち会いのみ。
手作り骨壺セット、
写真付き。
プラス21,000円で
お通夜プランも
ある。


合同火葬や個別火葬は割安だが、トラブル発生の可能性も高くなる。
合同火葬で注意すべきは「遺骨が手元に戻らない」点。
預かった遺体を火葬せずにそのまま捨てたり
遺骨を埋葬せず放置したりといった悪質なケースに結びついてやすい。
個別火葬の場合も、遺骨の取り違えが起きる可能性はゼロではない。
確実に遺骨を受け取りたいなら、立ち会い火葬がもっとも安全だ。

【ある寺院墓地では】
開園時間内であれば予約なしで持ち込みが可能。
僧侶による読経の下で火葬が行われる点が
寺院運営の霊園ならではの特徴。

【あるペット専門霊園では】
個別火葬もしくは立ち会い火葬を行った場合
最初の2年間は無料で個別納骨堂に遺骨を預かる。
3年目以降は、2年毎の契約更新となり
更新時に3万円の管理供養料が発生する。
契約を更新しない場合は、遺骨は供養塔に合祀される。

【ある大手霊園では】
手元供養へのニーズが高い現状から
火葬と埋葬のサービスを分けて提供している。
合同火葬を行った場合、永代供養墓(埋葬手数料21、000円)の
ほか、
合同納骨(埋葬料5000円、年間維持費4000円)を
利用できる。
個別と立ち会いの場合、単独納骨として屋外墓地と屋内納骨堂が
用意されている。
屋外墓地は、カロート墓地(規定の墓石を用いたもの)と
洋風墓地(墓石を自由に選べるもの)があり
屋内納骨堂は、共同壇(他家と一緒に骨壷を安置)と
ロッカー式(自家専用)とある。


墓の種類と料金(某業者の場合)            (単位:円)
新規使用料

継続使用料
(年間)

遺骨納骨料
洋風墓所
575,000※1
85,000  
25,000  
カロート式
墓地(小)
128,000  
18,000  
25,000  
納骨堂共同壇
28,000  
5,000  
ロッカー式
納骨壇※2
77,000  
16,000  
23,000  
(注)※1 墓石代は別途。
    ※2 大きさにより12種類に分かれ、値段が異なる。
      表は20×20×30cmサイズの料金


他には、人とペットが一緒に入れる「ペット可」の墓もある。
また、自治体によっては合同や個別の火葬を行っているところもあり
行政に依頼した場合、手数料は合同で数百円、個別で数千円。
ただし、火葬炉によって管理がまちまちで
やはりゴミやほかの動物骨が混ざるおそれもあるようだ。




(5)玉石混交の火葬業者・・・法整備も視野に


火葬から埋葬まで手掛ける霊園の多くは遺体の引き取り
遺骨の受け渡しを無料もしくは有料で行っている。
さらに近年では、より簡敏な「訪問火葬」の利用者も急増している。
訪問火葬を利用するに当たっては、業者に電話予約を入れ自宅まで
来てもらう。
火葬の方法は固定炉での火葬と同じく、合同、個別、立ち会いの3種。
しかし、良心的に営業している業者がいる一方で
先に述べたような悪質な商売をしている業者も多いのがこの訪問火葬だ。
石焼き芋屋の車を改造しただけの粗悪な設備で営業している業者もいる。
規制が存在せず、無店舗で営業が行える今
「トラブルが起きたら屋号を変えてまた営業すればいい」
と安易に考えている業者は後を絶たない。

では、悪質な業者につまらないためにはどうすればいいのか。
それは、"口コミ情報"が一番信頼できるようだ。
例えば知り合いに相談し、よかった業者を紹介してもらう。
ネットで業者の名前を検索し、実際に利用した人の声をブログ、mixi、
twitter などで拾ってみる。
また、固定炉のある霊園を探す場合でも
片っ端から電話して問い合わせ、実際の対応を見て判断することが重要だ。
現在、ペット火葬炉の設置条件について条例を定めている自治体もある。
ただし、これはあくまで住民保護の視点に立った規制だ。
相次ぐトラブルの発生を受け、環境省は法整備に向けて動き出した。
動物愛護管理法の改正によりペット葬祭業者も販売業者などと同様
登録制を導入することが検討されている。

 ※以上(3)〜(5)
   「週間東洋経済」2010年5月29日号を参照させていただきました。


一般に日本人は宗教観が薄いほうですが
亡くなった後・・・特に遺体や遺骨に対して
尊重する傾向が強くあります。

一緒に暮らしてきた動物の死に対し
肉親と同様の気持ちで接することができる人が増えたのは
歓迎すべきことで、人としての心の成長の現れと考えています。

しかし、動物葬祭事情は、まだ混迷期にあり
その成長に応えるだけのシステムが整っているとは
いえないようです。
その場合、どの様なことにでも当てはまりますが
自分達で自分達を守るしかありません。

生きとし生けるものには皆平等に必ず訪れる死

「まだ早いわ」「死なんて考えたくない・・・」
と目をそらしたり眉をひそめるのではなく
出来るだけ早いうちから情報を集め
準備することが必要ではないでしょうか。

最近では、事前に相談にのってくれたり
施設の見学ができる葬儀場も増えています。
自宅の庭に埋葬できればそれが一番の理想ですが
マンションや賃貸暮らしのご家庭では難しいことです。
何気なく良心的な業者の情報を集めるだけでも
十分な備えになると思います。

大切な愛犬を土に返すとき・・・
安心して眠りにつける場所を見つけてあげたいですね。


愛情豊かな愛犬家の皆様からの貴重な思いやご意見
お待ちしています。


バックナンバー

第1集 食べない。飲まない。

第2集 血統証明書(前編)

第3集 血統証明書(後編)

第4集 皮膚トラブル(前編)

第5集 皮膚トラブル(後編)

第6集 生と死の認識そして愛情責任とは(前編)

第7集 生と死の認識そして愛情責任とは(後編)

第8集 痙攣・発作・失神・意識が無い

第9集 命を最後まで見つめる大切さ

第10集 ワンコの成長での心 その心理は?

第11集 貴方にとって愛犬の存在とは・
     愛犬にとって貴方の存在とは


第12集 捨てないで…

第13集 全身麻酔・手術・入院

第14集 ワンコを育てる家族が注意する事は何?
     トラブルを防止しよう!!


第15集 手足骨関節異常あり。この子は生涯の持病なの?
     手術が必要な体なの?(仔犬編)


第16集 手足骨関節異常あり。この子は生涯の持病なの?
     手術が必要な体なの?(成犬編)


第17集 手足骨関節異常あり。この子は生涯の持病なの?
     
手術が必要な体なの?(老犬編)

第18集 仔犬を誕生させたいと望む前に知ってほしい。 1

第19集 仔犬を誕生させたいと望む前に知ってほしい。 2

第20集 仔犬を誕生させたいと望む前に知ってほしい。 3

第21集 こんな時は・・・どう思う?どうする?(前編)

第22集 こんな時は・・・どう思う?どうする?(中編)

第23集 こんな時は・・・どう思う?どうする?(後編)

第24集 動物取扱業者がしたい

第25集 動物取扱業である販売業者が犬を売ってくれない。

第26集 迷い犬事情

第27集 暑い季節に起こる病

第28集 人間が育てるワンコの目元表情は愛豊かに変わる

第29集 仔犬が我が家の子になった

第30集 こんな事態に大ショック!!(業者編)

第31集 こんな事態に大ショック!!(一般家庭編)

第32集 「膝蓋骨脱臼」

第33集 愛犬家・こんな事態の愛犬に動揺

第34集 成長における年齢別の変化

第35集 長寿犬といわれた犬達

第36集 動物病院選びは慎重に

第37集 誤飲そこに…まさかの死がある

第38集 御愛犬たちも歯周病に気を付けなきゃね