こんな時どうしたらいいの?

そんな時にかぎり・・・動物病院が休診日だったり
深夜だったりと・・・不安感いっぱい・・・

あっそうだ!!この子を販売したショップや繁殖者に
聞いてみようと相談すると無愛想な対応(−−。)に
ショック聞くんじゃあなかったと後悔

愛犬家同士のトラブルこんな時どこに相談すればいいの?
信頼してこの子を譲って頂いたのにその信頼は今は無く
相談したい犬専門業者も知らず・・・

動物病院で症状や今後の事を聞きたいのに
何故かそこにはバタバタとした忙しそうな聞けないオーラが・・・

動物愛護団体に相談するのはどの様にしたらいいか?
その質問の仕方さえわからず・・・

愛犬家としてこの子を家族の一員として思うから
家族としてこの子に出来る限りの事をしてあげたい。
それが家族の責任と思っています。

そしてこの子と共に愛犬家として明るい日を多く送りたいです。
その声の多さにこの度このコーナーを立ち上げました。

一人でも多くの方々とその御愛犬により作られたコーナーです。
動物愛護法により多くの動物が幸せになる事を願い。

だから・・・時々・・・実話ぶっちゃけトークします。
実話エピソードもお話しする事あり。
その為にリアルな内容の文章になる事もあります。

どうぞご了承下さいませ。

何故なら動物取扱業登録証を得ているものは
御愛犬家の方々の愛する御愛犬の命の応援団となるべき
そうこの私チームホソノJPは思うから。。。

スタッフと共に獣医師のご協力を頂きこのコーナを
毎月作成して行きます。

1つの命でもそこに安心感を少しでも与えられたら。。。
そう願いながら。。。(^^) 





第5集 皮膚トラブル(後編)

皮膚トラブルは一過性のもので完治出来た症状なら
家族も安心なのですが皮膚症状のうち30%もの子が
アレルギー皮膚炎によるものが現状です。
これからはもっとその数も増えるだろうと言われています。
体の部分的な箇所に成犬の毛が生えない
違和感無しの症状から
痒みのみの症状また痛みのみからの症状
痒み痛みと同時にある症状
炎症からの違和感からストレスによって自身が起こすと
言われる症状その他多くの症状があります。
それが皮膚トラブルです。
皮膚トラブルとなった子を育てる多くの家族から
「この子は我が家でストレスがあったのでしょうか?」
「育て方が悪いのでしょうか?」
こんな声を多く聞きます。
清潔に大切に育てていらっしゃるのに・・・
アレルギー性皮膚炎の悪化した状態を散歩中に見た

愛犬家の方に
「お宅はこの犬をちゃんとした管理で育てているのか?」
そう言われ気持ち落ち込む家族
皮膚トラブルの無いワンコを育て健康な子なら
食べる事・遊ぶ事・寝る事
ごく当たり前の日常生活です。
それさえ出来なく苦しむ皮膚トラブルのワンコを育てている
家族にとってごく当たり前の日常生活を送らせてやれない事に
辛い日々の連続なのです。
極近親交配で産まれて来た子だから皮膚トラブルアレルギーが
あるからストレスが多くあるから

「この子は短命なのでは?」

この様な質問に対し私は 

「そんな事はありません。」キッパリと発言
「どんな辛い体でも家族に親愛をこの子は持っています。」
「家族と過ごす日々に幸せを感じています。」

この様にお伝えしています。

皮膚トラブル前編・後編でまだまだ微力ですが
どうか参考にされて下さい。 


(1)アレルギー性の皮膚炎:多くの子は

痒み伴う日常生活その体は常に微熱から高熱がある子が
ほとんどです。
仔犬の体温は通常38.5℃から39.5℃が平熱
しかしこれに対してアレルギーが発症している子は
39.5℃以上
成犬の体温は通常37℃から38.5℃が平熱
しかしこれに対してアレルギーが発症している子は
38.5℃以上
ここで大切な事は御家族がこの子の平熱は
何度なのか?把握する事にあります。
どの程度の体温で日常生活を送っているのかを
知る事が大切です。
病院や専門家に体温を計ってもらおう。。。と
連れて行かれると正しい日常生活での体温は測定出来ません。
その理由はワンコ自身の緊張感からです。
緊張時に測定すると体温は上昇しているのが当たり前です。
リラックス出来る家庭内で体温を計り正しい測定をして下さい。
体温の計り方の方法がわからなければ
医師やワンコ業界専門家にお尋ね下さい。
微熱・高熱がある体は痒みがあるのが当然です。
この状態が長期になって来ると
カビや細菌も皮膚に寄せ付けやすい事をまず認識下さい。

どうすれば?微熱高熱を和らげるの?

これについては注射薬飲み薬薬用シャンプーにより
一時的な体温を低下さす事が出来ます。
まずこの医療の力シャンプー法で体温低下出来る子は
改善での完治が出来る可能性が高い。
アレルギー性皮膚炎で痒み悪化していても
体温が微熱高熱状態の日常生活の子は
改善策が難問です。

色々な日常生活における物質でのアレルギー発症原因を
まず血液検査項目により調べましょう。



(2)こんな年齢の皮膚トラブル&
   アレルギー発症がある。

 
ベイビー幼少期成長期にて
(1)生後3ヶ月から生後5ヶ月までに産まれた時点で生えている毛は
  すべてぬけてしまいその下から成犬の毛が次第に生えてきます。
  この時期栄養の不足や突然フードを変更すると皮膚が過敏なため
  皮膚に痒みが伴い幼い皮膚は炎症状態のアレルギー
  
(アドバイス)
繁殖者に離乳食事として食べていたフードを教えて頂き出来るだけ
生後1年まではそのフードを食べさす様にさせましょう。
そのフードでアレルギー炎症が治らなければ医師のアドバイス
専門家のアドバイスを受けて下さい。

(2)食事も良く食べ成犬の毛が生えて来た。
  なのに・・・体の一部分だけ毛が生えて来ない。

(アドバイス)
両耳や背中の場合は脂質の分泌の過剰の多さ専門家のアドバイスにより
シャンプー法やフードの変更により生後1年6ヶ月までに改善される 
ケース多しです。
首の部分ならホルモンバランスの崩れ首左右対称横腹左右対称なら
内分泌換毛不全と言う病です。
治療が必要です。医師の判断で飲み薬の服用栄養素にサプリ
首の毛が生えない子の多くは栄養を日々摂っても
体がカルシウムを吸収できず尿からそのカルシウムがそのまま
排泄されるケースが良くあります。
こちらも尿検査でわかります。

ジュニア成長期にて
(3)生後1年から生後3年幼少期には皮膚のトラブルがなかったのに
  突然この年齢でアレルギー性の皮膚炎が発症。
  突然の痒みに襲われる毎日。

(アドバイス)
この時期避妊手術去勢手術を行っている子でも成犬としての 
ホルモンバランスが活性化する年齢なのです。
手術をしていない自然体の子でも同じです。
この年齢に対し体が上手に適応できていない自身のホルモンバランスと
言うのが大きな問題点なのですが適応できない体の多くは
極近親交配(危険因子)もあります。
しかし極近親交配で産まれて来た子でも生後3年以上の年齢になれば
自身の免疫がアップされホルモンバランスが安定し完治となった子も
数多くいます。
日頃の食事と薬用シャンプー痒みが酷い場合は薬の服用で改善を。。。
医師と専門家のアドバイスを御家族は支えとされ体の安定を図って
あげられる配慮をされると良いと思います。
悪化させない事が第一条件です。
自身の免疫をアップさせるには自然の太陽自然の風を体全身に浴びる事
大切です。

(4)被毛が脂性または毛穴の炎症が起こった。

(アドバイス)
日頃の食生活や日光の不足から多くの原因はあります。
おやつ類の食べ過ぎ特に脂っこい物の食べ過ぎ(肉類)多し
日光不足は体全体の殺菌効果がありません。
しっかりと運動し日光浴をして総合栄養食のドックフードを
食べさせて下さい。
毛穴の炎症は早めに医師に診察して頂くと安心です。
万が一その炎症が悪性の癌なら命が・・・危ないので
早期摘出手術が大切です。

シニア老後期にて

(5)生後8歳から生後10歳の年齢で起こるアレルギー性皮膚炎
  突然の痒み脱毛に毛穴はニキビダニ(アカラス)発症の様・・・
  皮膚の痒み酷い箇所は化膿しています。

(アドバイス)
この年齢もやはり更年期に訪れるホルモンバランスの崩れにより
起こるケースが多い。
老犬の場合は新しい毛が生える事は困難と言うケースも多い
心臓機能の低下も診られやすいこの年齢・・・
他の内蔵機能も低下・・・
血行悪く改善はかなり難しい。
この様な症例を多く診察している医師
そして専門家にアレルギー改善のアドバイスを受け
薬用シャンプーによりアレルギー改善シャンプー法を依頼されると
良いと思います。
アカラスとなった皮膚は硬く酸化している事があり
皮膚癌(細胞肥大種)になりやすい。
微熱や高熱が持続する日々では慢性中耳炎となります。
(3)の様にやはり食生活は大切です。
この年齢に応じたフード(アレルギー専用)
日光浴は欠かせません。

(6)生後8年から生後10年頭や顔などを床やカーテンにこすりつけ
  頭や顔の毛が一部または数ヶ所薄くなっています。
  痒みや炎症は無い。

(アドバイス)
目や耳の異常と言うのが多い
白内障・緑内障
耳が聞こえずらいと言うケース
また脳の異常
脳腫瘍と言うケース 
こちらはMR検査にて判明します。
この検査は全身麻酔にて行いますので命のリスクもこの年齢では
高いと言えるでしょう。
脳腫瘍は老犬だけがなる病ではありません。
幼犬成犬でも発症する病です。

*微熱高熱が日常生活で常時あればその体は最も過剰なる
 静電気がかなり多く起こっています。
 ゆっくり就寝させる寝床は出来るだけ綿素材のものを
 使用させましょう。
 静電気が多く起こる体は痒みと共に炎症が悪化状態となります。
 各ご家庭で寝床の配慮をしてあげましょう。



(3)皮膚トラブル症例写真
   (軽度・中度・重度)




@. チワワ耳の中の汚れ綿棒付着写真(軽度)
体温が高く微熱〜高熱がある場合は、耳の中の粘膜が多くなり、
よく耳の中が汚れます。汚れの色は主に薄い茶色から濃い茶色。
濃い茶色で黒っぽい場合は、ミミダニです。




A. チワワ足脱臼の違和感から(軽度)
脱臼が起こった箇所の軟骨が炎症を起こして、その違和感から
イライラストレスが募り、足の小骨部分をガジガジ噛む自傷行為
(心の病)より出来た傷。その箇所に痛みや痒みはありません。
まずは、脱臼部分の悪化を診察し治す事が大切。そうでないと
ストレスの為、再発を繰り返します。




B. チワワアレルギー脱毛にて(中度)
原因は食べ物。今まで食べた事のないものを食べて抜けた毛。
皮膚からアレルギーが起こり、体液が出ている状態。
今後初めて食べた物はチェックし、食べ物には十分ご注意を。
ここまでひどい場合は注射薬が必要です。この子の場合、
内臓がジンマシンを起こし、24時間点滴治療のため入院
しました。症状としては、高熱があって涙目。鼻が乾いており、
息が荒い。軽い嘔吐あり。




C. パグ幼少期からアカラス・その皮膚は酸化(重度)
アカラス(にきびダニ)の発症。酸化状の皮膚。仔犬の頃から
老犬となるまでの長い間、このような状態が続いています。
そのため皮膚は酸化して黒くなり、象の皮膚の様に硬く、
毛穴がつぶれて、わからなくなっている状態。
かなりの体臭がします。




D. パグ悪性癌(細胞肥大種)(重度)
この癌は、体のあらゆる所に転移が起こります。この癌を
摘出しても、早くて3日後には同じ箇所に再び出来る事も
あります。大型犬では、癌の大きさがソフトボールぐらいの
大きさになる事も。このパグは幸いにも10歳を過ぎてから
発生した癌だったため、高齢により進行が遅いです。
通常成犬でも起こり得て、アカラスで皮膚が酸化した子や
アレルギーがひどくて皮膚が硬くなってしまった子は、
この癌になりやすいです。毛があるべき所に長年毛がないと
皮膚が硬くなってきて、散歩時、紫外線を浴びすぎると
皮膚癌になってしまいます。




E. チワワ悪性癌(乳がん)(重度)
チワワを横向きにさせた状態の写真。今も元気に食事を
食べ遊んでいます。悪性の癌が発見されたのは11歳の
老犬。しかしその時、心臓病のレベル3。全身麻酔で
手術摘出は不可能・・・医師と家族により判断されました。
仮に一つをとってもまた他に転移します。
悪性の癌の場合の最終決断(命)は家族の方のものです。
手術がよいか・・・このままを維持させるか・・・高齢の場合、
手術リスクが高いので大変悩まれるようです。
最終手術は炎症がひどく起こった場合に行う、というのが
今回の家族の決断でした。



(4)実際にあった症例話

このパグは先天的なドライアイ。アレルギーが酷く
微熱がいつもある状態なので、生後1年6ヶ月より
慢性の中耳炎です。今では目は見えておりません。
耳もほとんど聞こえていません。父親と娘の極近親交配で
産まれてきた子です。昨年度よりリュウマチの様な症状も
冬場にあり、指先爪変形を益々起こしております。
ちなみに・・・繁殖者は市内のペットショップ・・・。
私はこのパグちゃんが9歳の頃より美容のお手伝いと
アドバイスをしております。何故に9歳からなの?と言うと
9歳まで通院していた動物病院の院長に
「この子は持病多しになったので命あきらめた方が
 良いでしょう。」と言われ見放された命の状態の中、
この子のご家族は色んな方に相談され、この私にたどり
着きました。この子を初めて見た私でさえ
「この子が何の犬種か?(謎)」
と言うぐらいこの子の見た目は酷い状態。
家族の「助けて下さい。」と言う言葉、苦しい体で明るく
私の側に来るこの子を少しでも救えればと思い私は
この子を引き受ける事に。
ちなみに・・・その動物病院では生後6ヶ月から9歳までの
年齢に毎月5万円医療費がご家族に生じていました。
検査費・ワクチン代別途で・・・

私が引き受けてからはこの子の担当医はお馴染み
のぐち動物病院の院長です。
主に自然的な治療でやって行きましょう!!方針です。
ですから、医療費はほとんど発生しません。毎年のワクチン代
ぐらいの現在です。ご飯をモリモリ食べる明るいこの子を
家族同様の気持ち、この子の命見捨てる訳にはいきません!!
9歳で医師にあきらめた方が良いと言われた命は、今年の
12月20日で14歳の命となります。
家族と一緒に暮らす誕生日をこの子に迎えさせてあげたい。
それがこの子に対しての今の私の目標です。



(5)アレルギーの診察は?
   検査は?結果項目は?


【質問】どうやってペットのアレルギーを診断するの?

【回答】獣医師は、線密な診察により他の病気を除外していきます。
必要によってアレルギーのテストを実施するか、飼い主の方と
相談します。血液を採取してSPECTRUM LABS,INC.に
送付します。そこで、草、木、カビ類、ハウスダスト、ダニの
ような吸入物質やペットフードなどに含まれる食物に対する
感受性が検査されます。



【質問】検査をしてどんな事がわかるの?

【回答】アレルギーはとても複雑な病気です。一つのアレルゲンに
よって症状が出るとは限りません。いくつかのアレルゲンによる
重複感作、そして様々なストレスなども加わり発症すると言われて
います。また皮膚炎を悪化させる要因として細菌や真菌の感染なども
あります。そんな難しい病気の原因のうち何がアレルゲンになって
いるかを知っておく必要があるのです。


【結果項目】
一度に92種類。すべてのアレルゲンについて結果を表示します。

ギョウギシバ ライムギ ハルガヤ オオアワガエリ
セイバンモロコシ カモガヤ アシ イチゴツナギ
クサヨシ シラゲガヤ
雑草 ブタクサ セージ ヘラオオバコ アキノキリンソウ
アザミ アカザ ギシギシ ニワトコ シロザ
樹木 ビャクシン ニホンスギ オリーブ ブナ セイヨウトネリコ
ハンノキ シラカバ ヤナギ ニホンマツ ヒノキ
ネズミモチ オーク クワ
真菌/
カビ
アスペルギルス アルテルナリア ヘルミントスポリウム
ホルモデンドラム ペニシリウム ライゾープス
ステンフィリウム カンジダ アルビカンス
カーブラリア プルラリア フーザリウム
室内/
上皮 /

ハウスダスト ハウスダストダニ 猫毛 犬毛
羽毛混合 ウール コットン カポック 匂い菖蒲
ジュート サイザル麻 タバコの煙
オーロン ナイロン/レーヨン
ゴキブリ 蚊 マウス上皮 ハエ ノミ
黄色ブドウ球菌 マラセチア
食物 牛肉 兎肉 鶏肉 豚肉 鹿肉
卵 ミルク 大豆 コーン 小麦 羊肉
米 七面鳥 殻草 オートミール 大麦 ジャガイモ
ビール酵母 アヒル/カモ トマトのしぼりかす
ニンジン マグロ 玄米 カツオ ニシン サケ ナマズ
シシャモ エンドウマメ コンブ




(6)皮膚トラブル発生には
   薬用シャンプー!!


お勧めのシャンプー&コンデショナー




*尚こちらの商品購入されご自宅で使用希望される方は
こちらのシャンプー&コンデショナー使用経験実績のある
美容取り扱い業者から正しい説明を受け皮膚トラブルと
なったワンコに各ご家庭で使用されることを
お勧め致します。

重要事項として
シャンプーとコンデショナーと言うものは
きちんと洗い流す事が大切です。
液体が体に付着した状態ではより悪化状況を招きます。
ワンコ用の香水類も皮膚トラブルの子には刺激となります。
ブラッシング選びも大切です。
多くの皮膚トラブルの子は金属アレルギー起こしやすい。
その為様子を見ながらの豚毛ブラシを使用されたり
静電防止のクシを使用されておりますが
これらの商材さえ刺激を起こし・・・
現在ではカーボンコームの使用を当犬舎は勧めています。
皮膚トラブル悪化状況の子は温風でのドライヤーは使用できません。
洗い方乾かし方など専門家から正しいアドバイスを受けられると
改善は速まります。
現在ワンコ業界美容において皮膚トラブル改善にあたり
その皮膚トラブル状況に適応した美容法で
改善めざしてくれる美容院も多くあります。 


(7)Q&A

(質問)
アレルギーの飲み薬や注射薬での副作用が心配です。
今後の体に悪影響が生じる事はないでしょうか?

(回答)
毎日アレルギーが生じている体のは毎日飲み薬服用定期的な 
注射薬を。。。と多くの医師は勧めます。
この飲み薬注射薬の成分の中カルシウム剤が多く含まれています。
カルシウム剤を多く体内に取り入れる事により血管が細くなり
血行を悪くする事となります。
血行が悪いと言う状態では体温の上昇は起こりずらい 
それで体温事態を低く保つアレルギー多くの子が微熱・高熱が
日々生じているのでこの飲み薬注射薬で一定の体温平熱を
継続させ痒みを抑えられるものです。
しかし!!カルシウムを体に過剰にとり入れると
体内に結石が出来てしまいます。
アレルギーの飲み薬注射薬を長年過剰に体内へ・・・となれば
体に更なる悪影響が及ぶと言えます。


(質問)
純血犬種の専門ブリーダー何故その優良な血統の先祖の血筋に
執着し子孫を繁栄願う?優良血統めざす意味は?
その為には同じ血縁関係の交配も必要なの?

(回答)
同腹で産まれた兄妹や弟姉の交配
同じ父親同士を持つ兄妹や弟姉の交配
母と息子の交配
父と娘の交配
この4つの交配は極近親交配となるためジャパンケンネルクラブでは
2004年度に廃止となりました。
しかし!!2006年度
これらの交配を行いたいと言う事であれば
本部の方に交配計画書を交配1ヶ月前に提出すれば認められるケースは 
あるがこの交配で産まれた新たな血統証明書には
極近親交配とスタンプを記載されたものです。
交配計画書の内容が認められるのは
国内で頭数の少ない純血犬種が主に多い。
海外での交配が難しいケース。
万が一先天的な疾患が生じた場合一胎子登録申請に基づき
繁殖者が一切の責任を負います。と言う前提の元認める。
また優良タイトル犬の子孫繁栄と言うケースのみ。
そこまでしてこの血統をとこだわるのは
賛否両論の意見が出ています。
確かに犬と言う動物先祖は狼
血の違いがある者同士の交配をし続けるとそのスタンダードの
純血犬種の特徴が損なわれるのも事実だろう。。。
例えば小型犬の(チワワ)小さい体格がこの犬種の特徴
なのに何故?大きな体格?顔までもチワワとはかけ離れた・・・
チワワの性格性質とはかけ離れた・・・
チワワの特徴は一体何処に???
一体この子は何の犬種なんですか?!
純血犬種チワワではない子を騙して売りつけたのですか?!
ブリーディングを一歩踏み外し交配して産まれた命
チワワでは無い!!と疑惑の声も
金儲け目的のみのブリーダー。大きな体格同士のオスとメスを交配させ
更に大きな体格の子産ませた・・・
交配するオスとメスの先祖DNAも無知なままに・・・
それを取り戻すかの様に行われたのがインブリードと言う方法の
近親交配や極近親交配
優良な血筋でのスタンダードな特徴ある純血犬種作出めざし!!
それが純血犬種専門ブリーダーだったのであろう。。。
しかし極近親交配で産まれた子の先天的な疾患は?
どの様な形でフォローして行くつもりなのか答えは無いままに。。。
行き過ぎた繁殖実績だったのか?その答えもわからない・・・
見かけだけが良ければそれでいい。。。と言う考え?
その返答はない。
身体自体の免疫が弱い子が産まれる事もある事実を知らぬままに・・・
その事実を病勉強から学んだ専門犬種ブリーダーは
ラインブリード同じ血縁関係持つ者同士の交配(いとこ同士的)
血縁関係者同士の交配をしその特徴つかんだ純血犬種作出に
成功し続け可愛いスタンダード仔犬純血犬種を誕生させている。
優良血統とは見た目の可愛さはもちろん体格もその犬種範囲内
性格性質はその犬種独自のもの
そして何より大切な事は健康体である事だろう。。。
誰からも認められる特徴のある純血犬種こだわり続けるのが
専門犬種ブリーダー
その為タイトルを持つ認められた先祖純血犬種の血筋を絶やしたくはない。
しかし・・・この愛する血筋が先天的に弱い命誕生させてしまうと
その事実把握したらその血筋をこだわり続けるのは断念しなくてはいけない。
それには10年以上のブリーディング実績はデーターとして必要
愛されるDNA健康なDNAこれを残したいと願いながら。。。
これが大きな目的である。 


(8)(実話)
  国内少ない純血犬種に魅せられて
  ブリーダーの道へ
  優良血統仔犬作出めざし極近親交配




1993年私は同年代で共に犬の生体を学んだ友達とワンコ業界の
仕事は生涯繁殖業をしよう!!そう共に決めた。
本格的に学び対処処置アドバイスまで出来る様なブリーダーを
目指したのです。
私はチワワについて学んだ。
彼女は日本に数少ない犬種に魅せられていた。
そしてこの犬種を繁殖すると私に言った。
「チワワより国内頭数が少ない犬種だけど交配先見つけるの大変だよ。」
そう私が言うと・・・
彼女は
「うちの子譲ってくれたこの専門犬種ブリーダーが紹介してくれるから
 安心なの。」
明るく笑って希望に満ちた様子だった。
ある日彼女から電話があった。
その内容とは

優良の仔犬作出は近親交配にある。
それも極近親交配。
長年繁殖歴のある専門ブリーダーがそう言ってる。
極近親交配で産まれた子達がドックショーで次々と
チャンピオン犬になっている。
私もそんな子を多く産ませるブリーダーになる。

私はすぐにその内容を聞いて
えっ?!極近親交配(◎◎)するつもりなの?
過去に学んだ医学からの分野から先天的な疾患はどう対処するの?
医学危険因子の事はどう考えるの?
学んだ事から大きく外れると取り返しがきかない命がある事
一緒に学んだでしょう。。。(−−。)

しかし。彼女はその時チャンピオン犬作出完成の夢だけが選考していた。
インブリードはラインブリードより可愛い仔犬が産まれる可能性があると言う
専門ブリーダーの無知豆知識的な言葉のみ信じ・・・
1990年産まれの子達を繁殖犬とし1993年から仔犬を誕生させた。
ショータイプ仔犬ペットタイプ仔犬産まれた子を選別販売
彼女は私より勝った子で若い時分より
学力・営業力・販売力・説得力・説明力・理解力
天性の優秀な知能も勝っている。
その上。。。美人で明るくスタイル良し
そんな彼女に私はいつも若い時分から教えてもらう一方
彼女はブリーダーとして頂点昇り始めたのは早くも1994年より
「ほら見た目の疾患など仔犬に出て無いでしょう。」
「長年(10年間)繁殖歴のあるブリーダー先輩の言う事に間違いない。」
言葉のキレル彼女は明るくそう言い大金も掴み始めた。

私は???学んだ事???医学危険因子は???
地道に学んだ私はある年齢到達時の皮膚トラブルをもう1度彼女に言う。
大丈夫!!この犬種はチワワに比べ先天的な免疫は強い!!
こんなに元気に産まれて来たのだから大丈夫!!
それでも私は反論した。
短毛種犬だから皮膚のトラブルは発生し易い。
そう言うケースでの症例は多くある。
彼女は笑いながら
チャンピオン犬が私が作出完成すれば大丈夫と言う実績がわかる!!
強気な発言を残した。

彼女は1995年よりみごとなチャンピオン犬を。。。
時はペットブームとなり。。。
しかし喜びの数より苦情相談の愛犬家の声を1997年から入る様になる。
譲り渡した仔犬家族からの悲痛な声・・・
皮膚トラブル(アレルギー)が発生した・・・と
犬そのものが大好きだった彼女は譲り渡した御愛犬家に
懸命のアドバイスをしながら説明をし続けた。
美容の部門も学んだ私達だった。
彼女は薬用シャンプーやサプリを譲り渡した家族へ全国発送の様に
郵送していた。
彼女は次第に自分の繁殖に誤りがあった事を口にはこの時出さなかったけど
自答自問していたのであろう。。。
彼女は私に電話をかけて来なくなり・・・
時は1999年と・・・
彼女からの久々の電話がかかって来た私
「元気?」何気なく言った。
彼女は小さな声で
「アレルギーに関しては貴方の方が学んでる。。。」
「助けて・・・私が産ました命・・・」
「愛犬家家族が大切に育てている命を助けて・・・」
声を聞いただけで彼女が泣いているのがわかった。
何とかしなくては・・・
微力者の私は思った。
そんな秋の頃私の地方で強い台風が上陸
3日間の停電(−−;)
その停電1日目の夜突風の中一人の女性の声が?!
「いらっしゃいませんか?」
「この子を助けて欲しいんですけど・・・」
「お願いします。助けて下さい。」
我が家の玄関から聞こえる声
懐中電灯片手に私は玄関へと
タオルにくるまれた手のひらにのる目が開いたばかりの小さな子猫を
抱きかかえた女性が・・・
「この子が台風の中雨に打たれビチャビチャに濡れ雨水に流されていた。」
「電話も使用不可で動物病院も行けない。」
「なのでここを頼りに来ました。」
私は・・・
えっ?!何故に猫?生体犬なら学んでいるけど・・・猫について学んでいない。
そう思ったものの。。。
そんな事言ってる場合では無い
子猫は呼吸が荒い体温低下でこのままでは死んでしまう(><)
今すぐ蘇生し体温上昇させ酸欠状態を快復させなければ
暗闇の中家族をアシスタントにさせこの夜見守る。
翌朝明るくなりこの子猫は元気を取り戻し
マジマジ見ると皮膚病の子だ(−−)
手足は真菌(−−)背中は疥癬ダニ(−−)
そんな訳で獣医師へ診察コースお勧め
数日後この子猫を保護した女性が私の元へ来られ
お金を受け取ってほしいと言われた。
私は犬の事はわかるが猫については学んでいないので
お金は受け取れないと言った。
それから数ヶ月後
この子猫を台風時保護した女性の県外に嫁がれているお姉様から
医療用(重度火傷)高価な布が。。。
うちの家系は動物好きです。
この布を使用し数多くの苦しむ犬をどうか救ってあげて下さい。
これからも定期的にこの布をご支援致します。
この布一般では購入出来ないもの。。。
こんな高価な布を。。。
私に託して下さるなんて。。。
この私に。。。
私はすぐにこの布を使用し重度アレルギーの子を救う事を始め
悪化を防ぐ事を数多く学ばせて頂いた。
もちろん。「助けて。」と言った彼女にすぐに連絡をとり
彼女は助けてと私に言った日から犬繁殖を休止していた。
誠意を持ちアドバイスだけを行い。

2005年冬
彼女は私に言葉少なく言った。
「ワンコ業界から去る。」
私は
「もうこの業界に戻って来ないの?」と聞いた。
彼女は
「うん。それは・・・ありえないね。」と言った。
私は
「そうかぁ。。。」
ただこんな短い言葉のみ
彼女の気持ちを理解しているから。。。
彼女は自分が魅せられた犬種しか繁殖業が考えられない人間だから。。。
彼女は自分のHPをこの年で閉鎖。
専門ブリーダーめざした彼女は利益追求のみ重視の人間にはなれない。
人気犬種を調べ時代の流れで商売する繁殖屋にはなれない。
本当に自分の魅せられた犬種だけを繁栄させたかった。
見た目の良さのみ重視した過ち・・・
その為苦しむ命があった事・・・
今も彼女は譲り渡した命アレルギーに悩む家族に
定期的にフード・シャンプー・サフリ
郵送しています。

2006年春
彼女は私に言った

私は犬が好きだと言う人生は変わらない。
これからも譲り渡した命家族の側に心はいつも置いていたい。
私の間違いだったインブリード繁殖(極近親交配)を
語ってほしい。
そして学んでほしい。

彼女が信頼していた犬種の先輩ブリーダーは・・・
彼女の様な苦情が続出したのにも関わらず
この業界で相談も応じる事なく過ごしている。(−−+)
今は人気犬種を次から次へと乗り換えの
繁殖屋です。(−−+)
本来その犬種に固守しない方なのだろう。。。
お金儲け目的(−−+)
彼女はこんな人間を信用していたのか?
(怒)とした私はこの繁殖屋に電話をかけて彼女の
現在の心境を語った。
繁殖屋は
「苦情なんて日常茶番時ある事。」
「それが気になる人間は甘い。」
何と言う最低な人間だ!!(−−+)

私は自分のHPにてこの事実を!!
(どうしたらいいの?)でぶっちゃけトークです。

ここで!!ズバリ言います!!
インブリード繁殖は皮膚トラブル発生危険です!!
ラインブリード繁殖で危険度を抑えての繁殖で
可愛く健康な仔犬作出可能性あります!!
行き過ぎた極近親交配は命苦しめます。

以上


最後に…

皮膚トラブル前編・後編ではまだまだ語りきれないほど
皮膚トラブルは奥が深く幅が広い病。
外見上でその病悪化状態を日々見つめる家族は
辛さ大きなものです。

もしも貴方のお知り合いで悩む御愛犬家が
いらっしゃいましたら是非皮膚トラブル前編・後編
拝見頂きたく思います。

皮膚トラブル発生の子は自身の免疫が乏しく
それを改善方向にとサプリなどを飲ませておられる御家族も
現在多くいらっしゃいます。
このサプリ選択も専門家にご相談されるか医師に相談され 
飲ませた方が安全です。

栄養素過剰は他体に影響ありと言えます。
アレルギー体質が改善した時点で薬・注射薬 
医療の力を借りなくなった時にサプリを飲ませましょう。
それが体により安心です。
サプリは初乳が含まれているものが
免疫力アップに繋がります。

痒い痛い体でも御家族と過ごす事で心は癒されています。 





バックナンバー

 第1集 食べない。飲まない。

 第2集 血統証明書(前編)

 第3集 血統証明書(後編)

 第4集 皮膚トラブル(前編)