こんな時どうしたらいいの?

そんな時にかぎり・・・動物病院が休診日だったり
深夜だったりと・・・不安感いっぱい・・・

あっそうだ!!この子を販売したショップや繁殖者に
聞いてみようと相談すると無愛想な対応(−−。)に
ショック聞くんじゃあなかったと後悔

愛犬家同士のトラブルこんな時どこに相談すればいいの?
信頼してこの子を譲って頂いたのにその信頼は今は無く
相談したい犬専門業者も知らず・・・

動物病院で症状や今後の事を聞きたいのに
何故かそこにはバタバタとした忙しそうな聞けないオーラが・・・

動物愛護団体に相談するのはどの様にしたらいいか?
その質問の仕方さえわからず・・・

愛犬家としてこの子を家族の一員として思うから
家族としてこの子に出来る限りの事をしてあげたい。
それが家族の責任と思っています。

そしてこの子と共に愛犬家として明るい日を多く送りたいです。
その声の多さにこの度このコーナーを立ち上げました。

一人でも多くの方々とその御愛犬により作られたコーナーです。
動物愛護法により多くの動物が幸せになる事を願い。

だから・・・時々・・・実話ぶっちゃけトークします。
実話エピソードもお話しする事あり。
その為にリアルな内容の文章になる事もあります。

どうぞご了承下さいませ。

何故なら動物取扱業登録証を得ているものは
御愛犬家の方々の愛する御愛犬の命の応援団となるべき
そうこの私チームホソノJPは思うから。。。

スタッフと共に獣医師のご協力を頂きこのコーナを
毎月作成して行きます。

1つの命でもそこに安心感を少しでも与えられたら。。。
そう願いながら。。。(^^) 





第23集 こんな時は・・・
     どう思う?どうする?
     (後編)


まさか?今更?!こんな事に?
大丈夫かしら?
これって?大丈夫なの?
この様に思った事はありませんか?


  
(相談者A)
毎年行う伝染予防の混合ワクチン接種。
仔犬の時より接種後心配する事も無く毎年接種。
5歳以上の年齢になり接種したら
何だかこの子の様子が変!!
接種した箇所に触れると痛がり「キャン!!」と
寒くもないのに体をガクガク震わせ元気がない。
どうしたの?と心配です。
ワクチンアレルギーでしょうか?

(回答)
この様な相談は5歳以上の年齢の子に多くある相談です。
今まで注射を接種しても
その接種した箇所を痛がる事なく過ごせたのに
何故?
これは体の筋力低下により、皮下注射針が思わず深く
刺さってしまった時に
痛みを感じる事があります。
中には数日間(約3日間から約1ヶ月間近く)まで
注射を接種した箇所がシコリの様な状態となる
時もありますが
時経過により回復致します。
混合ワクチン接種と言うものは
体に複数の菌ウイルスを入れた事になりますので
本来の体温が上昇し、微熱 
又は高熱を生じますので
悪寒がする事にもなり
この状態が体を震わせると言う事になります。
体を震わせている状態は、微熱状態だと言う事です。
しかし!!グッタリとして鼻が乾いている状態なら
高熱と判断され 医師に接種当日再診された方が安心です。
ワクチンアレルギー(ムーンフェイス)と言う症状は
目に見えてわかる酷い最悪なアレルギーです。
上瞼の腫れ下瞼の腫れ
鼻(マズル)の腫れ耳両内部腫れ
この様な症状が現れれば速入院での治療が必要。
アナフラギシィーと言う症状では
呼吸困難ショック状態や意識が無い。
この症状のワクチンアレルギーなら接種直後15分
以内程度に起こります。
この状態を心配するのであれば、接種後15分は
院内に愛犬といる方が
より安心だと判断致します。
後は接種直後に数秒から数分、チアノーゼ(歯茎や舌)が
起こる事もありますが
数分で治まれば大丈夫だと言えます。
大量にお水を飲む 下痢(軟便)をする程度もありますが
嘔吐や吐き気がある場合は速医師に当日翌日でも
ご相談された方が良いでしょう。

ワクチンアレルギーが起こっても、接種したワクチン
製薬会社変更や ワクチン接種を翌年する事で
ワクチンアレルギーが
起こらない症例もありますので
医師にご相談されると良いでしょう。
病院変更される場合は、必ず前回接種したワクチン
証明書を持参し
医師にご相談下さい。
ワクチンについて、または注射についてや薬など
不安な事がその他あれば
各地域に数少ないのですが
ドックシッターなどでご相談に応じて頂ける方に
相談されると良いでしょう。
ブリーダーさんなどにご相談されるのも
良いかもしれません。

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(相談者B)
うちの愛犬男の子は睾丸が成犬2歳なのに
片睾丸しか・・・
下りていません。
これって?大丈夫でしょうか?
交配させたら子種となる精子はあるのでしょうか?
去勢手術は通常の子の様に簡単に医師は出来る
ものなのでしょうか?

(回答)
片睾丸でも繁殖機能はあり、子種となる精子
(エッグ精子)は
ある子がほとんどだと言えます。
赤ちゃん誕生に関しては、命に関わる様な危険因子を
誕生させる事とは
何ら関連性は無いものですが
体質の似た片睾丸の子を誕生させる事もあるかも?
しれません。
睾丸が未発達のままお腹の中に存在させる事で
症例としては、以降成長の段階で悪性癌になりやすい
可能性も 高いとは言われております。
本来睾丸が1つしかない状態の子も小型犬ではあります。
お腹の中にある睾丸は繁殖機能(子種)はありません。
去勢手術は通常の子に比べ、お腹に存在する
睾丸を摘出手術するOPの方が医師の高度な医術が必要で
OP時間も通常より長く必要です。
成犬2歳以上の年齢で、片方の睾丸が通常の位置に下りて来る
ケースはほとんどありません。
生後1年半までの年齢に必ず通常の位置に睾丸が下りて来る
この事から・・・
睾丸が片方しか 幼い時期下りていなくても生後1年半までは
わからないと言えます。
去勢手術についてはメリットもデメリットもありますので
医師やワンコ業界専門家に足を運び詳しくお尋ねされた上で
アドバイスを頂かれては如何でしょうか?

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(相談者C)
老犬になり・・・持病も多くなり この子の・・・
命の終わりを日々思う事を辛く感じています。
この子が死んでしまう現実があるかもしれない・・・
そう思うだけでも辛くて仕方ありません。
この子は今・・・生きてくれているのに・・・
何故こんな事を家族として思うのかも?
私自身わかりません。
この子の死があれば・・・
その現実を受け止める自信がありません。
こんな気持ちの家族が・・・
持病多くなった愛犬を育てる事は・・・
不自然でしょうか?
この子にとって・・・ 可哀想でしょうか?

(回答)
ご愛犬が高齢となり、持病も抱え
日々不安に思いお過ごしのこととお察し致します。
若い頃と違い、日々老いてゆくご愛犬を見ているのが
お辛いですね。
いつか来るであろう別れのとき・・・怖いですね。
きっと、その恐怖をリアルに捉えておられるのでしょう。
私もいち愛犬家として、そのお気持ちはよくわかります。
多くの方がこのような気持ちを共感できるのでは、と
思います。
命あるもの皆に、いつかは平等に死が訪れます。
それはもちろん人間も動物も同じです。
ですから、動物と暮らしている以上、必ず
お別れのときはやってきます。
悲しいですが、ほとんどの動物は私達人間よりも
早く旅立ってしまいます。
お別れは悲しいことですし、その最期を看取るのは
勇気のいることです。
動物と暮らすことは簡単ではないのです。
動物は、私達人間の行動ひとつで幸せにも不幸せにも
なってしまいます。
その子の一生を人間が背負うのです。
そもそも、いつか来るお別れのときのやるせなさも含めて
覚悟してお迎えする必要があるのです。
この辛いお気持ちは、ご愛犬を心から愛するが
ゆえのものです。
死を受け止めるということは容易いことではありません。
だからこそ命は尊く、大切なものなのです。
ご愛犬にとって、あなたが大切な家族なのです。
あなたの代わりとなるような人間は、
この世に存在しないのです。
最期のときまであなたと共に過ごすことこそが
ご愛犬の望む幸せです。
ご愛犬の命ある限り、そばにおいてあげ
ご家族で大切に育ててあげてください。
これから動物を家族にお迎えされようとなさる方へ。。。
「本当にこの子の生涯を背負うことができますか?」
「この子の心に寄り添い、理解してあげられますか?」
「いつか来る別れのときも、看取ってあげられますか?」
動物と暮らすことは簡単ではありません。
とても大きな責任の伴うことです。
最期のそのときまで、共に幸せに暮らすことができるのか
今一度、ご検討ください。

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(相談者D)
私達夫婦は離婚する事になりました。
夫婦二人の収入で生活を行い愛犬(小型犬1頭)を
育てていたのですが
離婚となれば私達は各収入の少なさでお互い
ギリギリの生活状況です。
とてもじゃあ無く!!
お金のかかる!!
犬を私達は共に育てる事が出来ません。
この子を買ったペットショップへ相談致しましたら
かなり!!無愛想な対応で店員さんは
感じ悪く困っています。
この子の新しい家族となって頂ける相談を
何処にしていいのか?
わかりません。
愛犬の命を大切に思う私達離婚する夫婦に
アドバイスを下さい。

(回答)
動物を家族としてお迎えする前によく考えて
いただきたいことが私達業界人にはあります。
動物を管轄する環境省も以下の内容を呼びかけています。
「あなたの住まいはペットを飼える住宅ですか?」
「転居や転勤の予定はありませんか?」
「あなたの飼いたいペットは、
 あなたのライフスタイルに合っていますか?」
「あなたの家族は全員動物を飼うことに賛成していますか?」
「家族に動物に対するアレルギーを持っている人はいませんか?」
「毎日欠かさず世話に時間と手間をかけられますか?」
「あなたの体力で世話できるペットですか?」
「近隣に迷惑をかけないように配慮できますか?」
「ペットの一生にかかる費用を考えてみましたか?」
「生涯にわたる計画をたててみましたか?」
「万一、飼えなくなったときのことを考えていますか?」
今やペットブームの日本です。
インターネットが普及する現代。。。
情報は無限にかつ簡単に手に入る時代ですから
動物と暮らす方の意識も向上し、多くの方が 飼育から病気、
モラルに至るまで勉強され知識とされています。
上記の内容は、もはや常識といえます。
犬の寿命は十数年あります。
その間、人生には様々な転機があるでしょう。
普段あまり視野に入れない事柄かもしれませんが
離婚も転機のひとつと言えるでしょう。
何があるかわからないのが人生ですが
命という重い責任のあるものを背負っている以上
万一のことは常に考えていたいものです。
あなた方ご夫婦の場合
「ペットの一生にかかる費用を考えてみましたか?」
「生涯にわたる計画をたててみましたか?」
「万一、飼えなくなったときのことを考えていますか?」
という項目が当てはまります。
ご相談されたペットショップの店員さんは、
単に無愛想なのではなく
あなた方ご夫婦に
「もっと命の尊さをわかってほしい」
と思うがゆえの態度かもしれません。
動物にとって、家族と離れることはとても辛いことです。
犬は人間の子供でいう、7才以下の感性・心に当たります。
あなた方ご夫婦がパパママなのです。
家族と離れることが、どんなに辛く傷つくか・・・
あなたはご存知ですか?
人間の勝手な都合で動物の生涯が変わってしまうのです。
単に新しい家族を見つければいいという問題ではありません。
どんな理由があってもその生涯を見つめてあげることこそが
動物に対する、命に対する責任です。
生かすことだけが命を思うことではありません。
その心を大切にすることも命を思うことです。
本当に大切に思う気持ちがあるのならば
経済状況を見直し、ご夫婦のどちらかが
引き続き共に暮らすことはできませんか?
どうしても無理ならば、インターネットの里親サイトの利用や
動物病院やペットショップに貼紙をさせていただき
あなた方で新たなる家族を探してあげてください。
最近は、動物の転売や虐待目的での里親詐欺が横行しています。
慎重に条件を提示し、里親希望者さんの面接を行ってください。

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(相談者E)
可愛い愛犬に先天的な病があった。
だからこそ!!私が守りたい!! 育てたい!!
そう強く思いました。
慰謝料や治療費などの
お金なんかいりません!!
我が家でこの子を生後1年まで今育て
とても大切にしているんです。
この子の販売したお金を返却するから
この子をショップに戻すか?
新たな健康な同じ犬種とお取り替えと
簡単に言われても納得はいきません!!
この子をショップに帰したくなんか・・・
ありません。(涙)
この子に今後かかるお金はうちがすべて
みていきます!!
この子と私を引き離さないで!!(涙)
この子の今後の保証金など1円たりとも望みません。
この子の命と私の今の思いを助けて下さい。

(回答)
譲渡販売をショップが行い、お宅の子になった時点で
その子の命の所有権(親権)は貴方にあります。
落ち着いて下さい。
この子は。。。貴方の子です。
ショップとの話し合いの場で軽いバトルの様な会話で
お互いの心がすれ違い、今・・・ 残念ながら
この様な相談も多くある現状も多く耳にするのですが
回答結果からズバリと言わせて頂きますと
この子をショップに帰す必要はありませんし
貴方とこの子が離れたくないと望むのであれば
離れる必要はもちろんありませんから
この子はお宅の今後も大切な子だと言う事に
変わりはありません。
短命なもしも・・・命でも・・・ かまわない!!
この子を愛してあげるんだ!!
そう強く思う気持ちがこの子の命に対してすべてです。
「私がこの子の生涯を見て行きます!!」
そう力強くショップとの話し合いの場で言って下さい。
「もう!!すでに!!うちの子ですからっ!!」
この気持ちが1番大切だと言えます。

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(相談者F)
突然の!!愛犬の皮膚トラブル悪化!!
アレルギーなの?
生後5歳以上で アトピー性皮膚炎の様な事って?あるの?

(回答)
はい。あります。 私達人間と同じく、年齢によって
体質が変わる事もありますので
悪化状態が酷くならないうちに
専門的なアドバイスをもらい
完治方向にさせる事が大切です。




愛豊かな愛犬家の貴重な思いやご意見 お待ちしています。







バックナンバー

第1集 食べない。飲まない。

第2集 血統証明書(前編)

第3集 血統証明書(後編)

第4集 皮膚トラブル(前編)

第5集 皮膚トラブル(後編)

第6集 生と死の認識そして愛情責任とは(前編)

第7集 生と死の認識そして愛情責任とは(後編)

第8集 痙攣・発作・失神・意識が無い

第9集 命を最後まで見つめる大切さ

第10集 ワンコの成長での心 その心理は?

第11集 貴方にとって愛犬の存在とは・愛犬にとって貴方の存在とは

第12集 捨てないで…

第13集 全身麻酔・手術・入院

第14集 ワンコを育てる家族が注意する事は何?トラブルを防止しよう!!

第15集 手足骨関節異常あり。この子は生涯の持病なの?手術が必要な体なの?(仔犬編)

第16集 手足骨関節異常あり。この子は生涯の持病なの?手術が必要な体なの?(成犬編)

第17集 手足骨関節異常あり。この子は生涯の持病なの?手術が必要な体なの?(老犬編)

第18集 仔犬を誕生させたいと望む前に知ってほしい。 1

第19集 仔犬を誕生させたいと望む前に知ってほしい。 2

第20集 仔犬を誕生させたいと望む前に知ってほしい。 3

第21集 こんな時は・・・どう思う?どうする?(前編)

第22集 こんな時は・・・どう思う?どうする?(中編)